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コーヒーがおいしい裏口喫茶店

こんばんは。
読むこと、書くこと、食べることが大好きな
ひらさわあけみです。

変わっていて、面白い。
カフェ好きの友人から教えてもらったお店。
好奇心いっぱいで、行ってきました。

その名は「裏口の喫茶店」。

一度聞いたら、忘れられません。
かなり、インパクトが強い。

ジャズが流れる店内。
壁には、往年のジャズシンガー穐吉敏子さんの色紙があったのです。

詳細は、前回の記事をお読み下さい。
(2022/10/23)

直筆のサイン色紙。
色々聞きたいけれど、とりあえず注文をすることにしました。

お水とおしぼりは運ばれたのですが、メニューはなし。
どうやら、大きな黒板で確認するらしい。

コーヒーに力を入れています。

定番のブレンド
アメリカン
ロイヤル
スペシャルブレンド

「スペシャルブランドは、どんな味ですか」
「苦味が強い感じですね」
マスターらしき男性が、静かに答えました。

コーヒー好きですが、苦いのはあまり得意ではありません。
初回ですから、ブレンドにしましょう。

スイーツは焼き菓子のみ。

ブラウニー
マドレーヌ
パウンドケーキ数種

フィグ(イチジク)のパウンドケーキに決定。
楽しみだなあ。

改めて店内を観察。

先客は3人。
ご近所さんらしく、常連ぽい会話をしていました。

様々なものが飾られています。

絵画展の案内。
ポスター。
ロックの本。

趣味が伺えるラインナップ。

木製のテーブルと椅子。
座布団が敷いてあります。
昭和テイスト......

「お待たせしました」
マスターの母親らしき女性が、そうっとテーブルに持ってきました。

シンプルな白のコーヒーカップ。
小皿に盛られた、ケーキ。

まとっているのは、レトロムード。

鼻腔をくすぐるコーヒーの香り。
ゆっくりと味わいます。

きつさのない苦味。
飲みやすい。

いかにも手作りという風情のケーキ。
予想通りの素朴な味。

妙に居心地がいい。
うとうとしてしまいそう。

そこに、お客さんが入ってきました。
お年を召した女性と、お孫さんらしき男性。

コーヒーとマドレーヌを注文した後、女性が色紙について質問し始めたのです。

お店の方と会話を弾ませていました。
音楽業界の方なのかもしれません。

秋吉だと書かれることが多いが、実は穐吉という漢字であること。

直筆のサイン色紙は、かなり前のもの。
ジャズコンサートを聴きに行った時、頂いたとのこと。

音楽の素晴らしさを語り合う姿。
とても豊かな時間を共有していました。

一期一会の会話。
お互いにとって、素敵な出来事です。
そばにいた私も、良い刺激を受けました。

友人によると、このお店はランチもいけるらしい。
次回はお昼ごはんを食べに行こうと思います。

お店情報
★裏口喫茶店★
東京都北区田端1-23-12
電話番号 03-3827-6411

定休日 土、日、祝日

音楽(特にジャズ好き)の方には、おすすめですよ。

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