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どら焼きの日

こんばんは。
読むこと、書くこと、食べることが大好きな
ひらさわあけみです。

私がよく行く大型ショッピングセンターには、専門店がたくさんあります。
有名ブランド店はもちろん、地元のお店も出店しているので種類がとても多い。

私の場合は食いしん坊ですから、とにかく食べ物系のお店に足が向きます。
特に、毎回ウインドウショッピングをするのは、スイーツ屋さん。

和菓子と洋菓子、両方大好き。
ピカピカのガラスケースに入っているお菓子を眺めるだけで、幸せな気持ちになります。単純な性格ですね。

お魚や野菜を買う前に、スイーツコーナーを一周するのがほぼ日課になっています。

どのお店も照明に気を使っているせいか、ごく普通のおまんじゅうでも、雰囲気がとても華やか。

・小さくて可愛らしい箱に入れる。
・手書きでの絵で季節感を出す。
・カラフルな折り紙の上に載せる。

思わず立ち止まって眺めてしまいます。
やはり、演出は大事ですね。

ある和菓子屋さんの店頭に書いてあった広告のフレーズが、目に止まりました。

4月4日はどら焼きの日。
家族みんなでどら焼きを食べて、笑顔になろう!

どら焼きの日があるなんて初耳です。

平成20年に和菓子屋さん丸京製菓株式会社が、「みんなが幸せになりますように」という願いを込めて制定したもの。
どら焼きの生産量は世界一。

3月3日はひな祭り。
5月5日はこどもの日。

4月4日は、この2つの節句の間に挟まれています。
そこからカステラとカステラに挟まれたあんこをイメージしたとのこと。

甘くておいしいどら焼きを食べれば、笑顔になる。
幸せを呼ぶお菓子ですね。

どら焼きは、ふわふわのカステラ生地2枚の間に、おいしいあんこを挟んみ、真ん中が少し膨らんでいるのが特徴です。

その形が、「銅鑼」(どら)という打楽器に似ているという説が有力らしい。
言われてみれば、確かに似ています。

いつごろから作られたのかは、諸説あってはっきりしていません。
平安時代末期とか江戸時代とも言われています。

江戸時代のどら焼きは、きんつばみたいなものだったそうです。

小麦粉とお水を混ぜて焼いた1枚の皮のはじを折りたたみ、四角い箱にして、中央にあんこを入れたお菓子。
これもおいしそう。

明治時代になると、現在のような丸い形になり、大正時代になってから、2枚のカステラ生地であんこを挟むようになったとのこと。
面白いですね。

もしかしたら、100年後には違う形になっているかもしれません。
長生きして、その移り変わりを見てみたいなあと思いました。

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