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同じ重さをのせよう

お祈りメールが来ない、というゴールデンなウィークが終わってしまった。

連休が明け、世間が動き出すとともに、私の恐怖心は再び目を覚ます。

今日もまた、ご丁寧なお祈り文書を頂戴した。

就活における「不合格」はご縁がなかっただけ、と言うけれど、一応心を込めて一生懸命書いてるから、書類(とWEBテスト)で落とされると心にずんっ…ときてしまう。

私はもともとネガティブな性格で、何事も悪い方に考えてしまうのが良くないところだ。

普段生活していても、本当はこう思っているのではないかと相手の言動や表情を深読みして勝手に悩んだり、もうどうにもならないことをいつまでも後悔したりしてしまう。

初期設定がネガティブ

と、私は自分のことを常々そう思っている。

ポジティブな人に出会うと、「私もそういうふうに生きれる人間に生まれたかった」という羨ましさを抱いてしまい、対比で強調された自分のネガティブさにさらに落ち込むという負のループに入ってしまう。そこから抜け出そうとして、「初期設定を設定し直せばいいんだ!」とポジティブシンキングをしようと意気込んでもまた、「結局そう意気込む時点で自分すごいネガティブじゃん…」と気づいてしまって、ぐるぐると無限に負のトラックを回り続けるしかなくなってしまう。

「わたし」というキャラクターは、いつまでも初期設定から変えられない。

ポジティブとネガティブを天秤にかけると、ぐんっと沈むのはネガティブの方で、ポジティブのお皿は空っぽなのだ。そしてネガティブのお皿に乗った分銅が重すぎる。さらになんとお皿と分銅は両面テープでがっちりととめられているみたい。

そんなことを考えていたら、私はあることを閃いた。

同じ重さにすればいいのでは…?


ネガティブの重さだけ、ポジティブの重さを加える。そうしたらきっと、バランスがとれる。

そうか、今まではネガティブのお皿に乗っている分銅をポジティブのお皿に移そうとして、それができなくて途中で心が折れていたんだ。それならネガティブと同じ重さのポジティブを乗せればいいんだ。

無理にポジティブを目指さなくてもいい、バランスよく、安定で。

それならできそう、とちょっと思う。


ネガティブは変えられない、

それなら同じだけポジティブを足していこう。


初期設定は、そのままで。


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