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優しさをありがとう

お久しぶりです。燈由菜です。
コロナ禍になってからは、時間を見つけては本を読む時間が多くなりました。
元々、読むペースが遅い私ですが、今年はこの本で40冊目になりました。

“姉のはなむけ日記” 岸田奈美

先日、noteマガジン読者で希望者に、奈美さんから送られて来た
“姉のはなむけ日記”
久しぶりに奈美さんの本に触れて
とても温かい気持ちになりました。

この本は、弟さんがグループホームに入所されるまで、入所されてからの出来ごとを、奈美さんの想いのまま綴られています。

弟さんはダウン症です。
私は、今まで直接ダウン症の方とは関わった事が無いのですが、通勤時や出掛けた時に、電車等で何度も出会った事はあります。
その時…
正直言って、少し離れ出来るだけ目を合わさない様にしていました。
なぜか?!

何かあった時に、どう接していいのか?わからなかったし
少し怖かったのもあります。

でも!
noteで奈美さんを知り、奈美さんが語る弟さんの日常や性格の色々を読ませて頂き
考え方が変わりました。

今までの自分を恥じました。

ダウン症の方々は、純粋で素直な気持ちを持っておられるって事を知りました。
私達、五体満足で普通に生きて行ける人間には無い、素晴らしい感性を持っておられるのです。

この本にも書かれていますが
ご家族は本当に大変だと思います。私が想像するよりもはるかにご苦労もされていると思います。

でも!岸田家は、本当に素晴らしいんです。
お母さん、奈美さん、弟さんのトライアングルが、素敵な音色を奏でているのです。

どんな困難に出会っても、家族で話し合い、前向きに乗り越えて行くパワーは感動です。

家族とは…
人とは…
そんな事を改めて考えました。

思いやりや優しさは、相手の心を溶かすだけで無く
一番に自分の気持ちを和らげてくれるんだと感じました。

奈美さん独特の表現で
笑いあり、涙ありのこの本が、同人誌では無く
書籍化される事があるなら、是非とも沢山の方に読んで頂きたいです。

私は、いつも
奈美さんのエッセイにパワーを頂いています。
パワーだけで無く、今回は特に“優しさ”を沢山頂きました。

奈美さん💕
本当にありがとうございます。
これからも応援しています。

最後まで読んで頂きありがとうございます。


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