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CAMPFIRE社のイベントに行ってきました

選べなかった選択が、新たな選択肢を連れてくる……
Peatixをポチポチしていたら、偶然にもCAMPFIRE社のFAAVO祭典を見つけたので参加してきました。
12月15日は行けなかったイベントがあったので私はフリー、運良く、まだ空席あったので、よっしゃ、と。
なにが幸いするかはわからないものです。

FAAVO(ファーボ)は、地域を盛り上げるプロジェクトに特化したクラウドファンディングネットワーク、とのことです。
『地域の「らしさ」を誰もが楽しめる社会をつくる』ことをコンセプトとされているそうです。

私のクラウドファンディング歴や支援者としての感想はそのうちにnoteにしたためたいと思いますが、簡単に書くと、2017年に初めて支援者として利用し、2018年今年は、CAMPFIREで19件の支援者となっているようです(今見た)。

イベントに参加する理由は、生身で感じたい、に尽きます。
CAMPFIRE社の社内イベントとして終わらせてもいいはずのものが、なぜか一般に開かれている。
しかも家入さん(社長)が登壇される。
社の雰囲気や思想にも、直で触れられるチャンス(ワタクシ、仕事に迷いを抱えているので)。

会場は大阪、関西大学梅田キャンパス内で、1Fには本のあるスターバックスが入居している今風の洒落た建物でした。シンプル綺麗な8階会議室、会社の施設と似ていたので気後れしなくて良かったです。

FAAVOは地域特化型クラウドファンディングなので地域に関わる内容がメインとなります。その中で共感したことがいくつかありました。

目標額5万円のプロジェクトをあきらめてはいけない

学生さんが起案したプロジェクトで、まちでアートイベントを開催したい、というものでした。
地域の大人たちからは、5万円くらい自分で用意して、と言われて困っていたそうです。
はした金ではないですが、会社員であればまぁ、やりたいことのためならなんとかできそうな額ではあります。
これが学生さんにとってはなかなかハードルが高い。
芸術されている学生さんならなおさら、普段から制作材料費とかもかかっているのかも。

結局、クラウドファンディングで資金を集めることができ、イベントを開催することができたそうです。
そのイベントは、今も地域で毎年開催されていて……地域を盛り上げることにつながった、と。
プロジェクトを掲載する側としても、5万円という少額の起案をあきらめていたら、今の「地域を盛り上げること」につながっていないんですよね。
何がどう変身していくかはわからないものです。

家入さんのお話には、

地方にはそこにしかない日常があり、その人だけの、表面化されていない物語がある
例えば八百屋さんが、壮絶な人生を送っていたり

そういった、裏にある物語がおもしろかったり、
日々粛々とする美しさがあったり

ガイドブックに載っていない魅力や
小さな物語の集積が、地域創生

といった内容がありました。
ハコモノをつくってさあどうぞ、
自然・風景や料理だけではもう地方の活力にならないんですよね。
ただおいしいだけのパン屋さんならわざわざ買いに行こうとはならない、どんな人がやっているのか、その背景に動かされる、
といった主旨のこともおっしゃっていました。
クラウドファンディングでプロジェクトの背景や物語性に共感して出資したり、日常生活の中にかけがえのなさを見出そうとしたりしているので、そういった私自身の思いともリンクします。

会場の空気を察してか、登壇者自らが途中で質問コーナーを設けてくださいました。

CAMPFIRE社に関わりたいという熱意を持った方々もいらっしゃったように思います。

私自身も、CAMPFIRE社に興味はあったので、東京オフィスの紹介や、なめらかにお金がめぐる社会を資金調達という側面から説明されていたところ、質問にどう答えていかれるのか、イチ会社員として聞いていました。

おそらく、徹底的に議論されている会社さんなのかなと思っています。
理念があって、その実現に向けてどう行動するのかを、刻みながら。
特に事業部長クラスの方々は(どこの会社でもそうなのかもしれませんが)。
自己否定してでも、すべての社会課題に向き合い続けなければいけない、という言葉にも表れているように思います。

他にも、目標達成しやすい起案の特徴や、これからの日本のために今できること、といった内容のお話もありました。
Twitterにてハッシュタグ#FFFAAVOで垣間見ることができます。


私は社会をどうとらえていて何を与えられるのか?
例えば、自分がCAMPFIRE社に入社志望だとしたら、何を提供できるのか?
次の世代に何を伝えていけるのか?

自分がしてきたことの成果……「やってよかった」という時が来るにはタイムラグがあると、おっしゃっていました。
そう思える日が来るように、今日からでも、余暇だけでも、進めていくしかないのです。

polcaステッカーげっと~

家入さんの書籍の紹介を少ししています。



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