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“おんな”について考えてみた

こんばんは🌷

8年ぶりに国語辞典が全面改訂されたこと、ご存じですか?

辞書に載せることばは、改訂のたびに見直されるのだそうだけれど

この度、

「おんな」

ということばの意味も改訂されたそうです。

どう改訂されたか…

答えを知る前に、
自分の中の「おんな」の定義について
一度、考えてみてください。

いかがですか?🌱

𓏸
𓂂
𓈒



さて答えは、
時代と共に、改訂されていった内容を辿ると面白いので
サイトからコピペ。


■初版(1960年)三省堂国語辞典

「人のうちで、優しくて、子どもを産み、育てる人」



■第二版(1974年)※抜粋

「人間の生まれつきのはたらきとして、子どもを生む力を持つ(ようになりうる)人。」(中略)
「気持ちがやさしい、弱い、受け身である、などのように、女が本来持つと考えられる性質を特に強く持った人。」



■第五版(2001年)※抜粋

「人間のうち、子を生むための器官と生理を持つもの。」
「気持ちがやさしい、弱い、受け身である、などのように、女らしいとされる性質を特に強く持った人。」



■第七版(2014年)※抜粋

「人間のうち、子を生むための器官を持って生まれた人(の性別)。」
〔法律にもとづいて、この性別に変えた人もふくむ〕



そして、この度の改訂では、こう定義されたそうです。


■第八版(2022年)※抜粋

「人間のうち、子を生むための器官を持って生まれた人(の性別)。」
〔生まれたときの身体的特徴と関係なく、自分はこの性別だと感じている人もふくむ〕

(※おとこも同様に改訂されていますが、今回は省略)

𓂃𓈒𓂂𓂃𓈒𓂂𓂃𓈒𓂂𓂃𓈒𓂂𓂃𓈒𓂂𓂃𓈒𓂂𓂃𓈒𓂂𓂃𓈒𓂂𓂃𓈒𓂂𓂃𓈒𓂂𓂃𓈒𓂂𓂃𓈒𓂂𓏸

いかがでしたか?
どう感じましたか?

私は、まさに

男が外で働き、女が家を守るという時代から、
女性外で活躍する時代になり
ジェンダーを見直す時代へとなった
この移り変わりを、的確にあらわしていて面白いな、
と感じました。

そして、
私の意識下の中には、
まだ昔の「女性たるもの」みたいな古いバイヤスが
僅かに残っていて
時々いまだに、
自分の首を絞めてくることがあることにも
改めて気づきました。

時代はもう変わっているし
国語辞典の中でさえ変わっているのに。

無意識の間に刷り込まれたものって根深いけれど、
ちゃんと意識は自分で変えられるから。

よい方へと益々変わっていきたい、
と刺激になりました☺️


また、


ここ最近の2000年代まで
おんなの意味の中に

気持ちがやさしい、弱い、受け身である、

などのようなことが、

女らしい

とされる表現があったことにも、驚きしかありません。

だけど、最新版ではもう、その意味は削除され、

生まれ持った“器官”と、
自分が「自分はおんな」だと感じるか否か

だけにとどまっています。


女らしいだとか、女たるものだとか、
女だとか男だとか
そういったものから、もう解放されて良い。

その前に1人の人間、という存在があるだけ。


この間、ドラマのセリフでもあったけれど

「事実はひとつだけど、真実は人の数だけ存在する」

というやつだな、と私は感じました。

𓂃𓈒𓂂𓂃𓈒𓂂𓂃𓈒𓂂𓂃𓈒𓂂𓂃𓈒𓂂𓂃𓈒𓂂𓂃𓈒𓂂𓂃𓈒𓂂𓂃𓈒𓂂𓂃𓈒𓂂𓂃𓈒𓂂𓂃𓈒𓂂𓏸


それに、性別ってカテゴリはきっとこれから、
もっと変化していくんだろうな、とも感じます。
もしかしたら
「おんな」とか「おとこ」だとかいう言葉も区分も
なくなる時がくるのかもしれない。

生む”力”、ではなく”器官”という言葉を用いていることにも
意味があると、私は思っています。

これは、生む•生まない•生めない
という現代女性がぶち当たる壁に、
優しく寄り添っている変換のような気がしています。

それこそ、
妊活、特に不妊治療に関わると、
なんだか色んなことを感じることがあって。
ジェンダーレスや、セックスレスなど
様々なレスがある現代において、
生殖という分野も新しい時代に入っているのかも、と少し思っています。

子宮がないと子が産めない、その子宮は女にしかない、
ということは、この長い歴史において変えられないことだけれど
子を授かる方法や育む方法はこれからも多様化する。
それがいいとかわるいとかではなく。

𓂃𓈒𓂂𓂃𓈒𓂂𓂃𓈒𓂂𓂃𓈒𓂂𓂃𓈒𓂂𓂃𓈒𓂂𓂃𓈒𓂂𓂃𓈒𓂂𓂃𓈒𓂂𓂃𓈒𓂂𓂃𓈒𓂂𓂃𓈒𓂂𓏸

3月8日は『国際女性デー』ということで
ちょっとそれっぽいことを書いてみました☺️
しかも長い。笑
ブログに書くべき量だった…笑とインスタに投稿しようとしたら
実際に「キャプションが長すぎます」という表示で
投稿できなかった!!!笑⁡
そんなわけで、noteに投稿しています。

私は
おんなだから深く傷ついたことも
泣いたことも、腑煮え繰り返ったことも、ある。
おとこが羨ましかったり憎らしかったりしたことも、ある。

だけど

おんなでよかったなーって思います☺️
なんだろう、単純にたのしい。
おとこもたのしそうだけどね。

皆さんはどうですか?

自分が感じる性を
胸を張って生きられているといいなぁ。

世界中に、日本中に
沢山の問題があることもわかっているけど。。


ただただ、
すべてのひとが
一人ひとりの花を満開に咲かせて
色とりどりに
みんなで笑い合って生きていきたい。

と私は思っています。
偽善だと思われようとも。

争うために、いのちがあるわけじゃないから🕊

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