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赤岡典明
2019年8月30日 05:18
~戦闘員の仕事 斎藤という戦闘員 辻という戦闘員の改造手術結果~テーブルに置かれた携帯電話がブーンと揺れた。小野剛は携帯を見る。仕事だ。いつもメールで、秘密結社サタンから仕事の依頼がくる。今日の仕事は、秘密結社サタンへの勧誘だ。街中に出て、ビラ配りをする。時給1000円の仕事だ。小野剛は現場へ向かった。「小野さん、おはようございます」元気な声で斎藤が挨拶してきた。斎藤も戦闘員である
2019年8月27日 03:48
「元気にしてたか?」走ってきた息子を剛は抱きかかえた。小野正利、8歳、小学校2年生。小野剛の一人息子だ。正利はキラキラした目で聞いた。「今日はどうだったの?」剛「ん?あー、もちろん、ビシッと勝ってきたぞ」正利「パパすごーい」剛「あまりにも謝るから許してやったけどな」息子の前では仮面バスターに全勝しているのだ。正利「僕もパパみたいに強くなりたいな」剛「頑張れば
2019年8月25日 04:38
商店街を抜け、細い路地に入り、くねくねと進んでいくと、アパートがある。その外観はエグイ。壁一面にわざと生やしてない草が生えていて、階段は元は何色なのかわからない錆びきった茶色をしている。その階段にもわざと生やしてない草が絡みついている。その茶色にその緑、なんとも言えない不協和色なのである。そして、鍵なんて必要ないくらいの、強引に押したら開きそうなドアの前に小野剛は立ち止った。ここが彼の家な
2019年8月24日 04:19
とある採石場にて。仮面バスターと秘密結社サタンが戦っている。仮面バスターの赤いマフラーは優雅になびいている。そう、そこにいる怪人蜂男と戦闘員たちを圧倒しているのだ。戦闘員たちが仮面バスターに体当たりしてくる。しかし仮面バスターは華麗な反復横跳びでそれをかわし、次々と戦闘員を投げ飛ばしていく。仮面バスター絶好調。今日は目をつぶってでも勝てそうだ。実際目は閉じれないが。こうなってしまっては、も