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2019年8月の記事一覧

THE 戦闘員 第4話

THE 戦闘員 第4話

~戦闘員の仕事 斎藤という戦闘員 辻という戦闘員の改造手術結果~

テーブルに置かれた携帯電話がブーンと揺れた。

小野剛は携帯を見る。仕事だ。いつもメールで、秘密結社サタンから仕事の依頼がくる。今日の仕事は、秘密結社サタンへの勧誘だ。街中に出て、ビラ配りをする。時給1000円の仕事だ。小野剛は現場へ向かった。

「小野さん、おはようございます」

元気な声で斎藤が挨拶してきた。斎藤も戦闘員である

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THE 戦闘員 第3話

THE 戦闘員 第3話

「元気にしてたか?」

走ってきた息子を剛は抱きかかえた。

小野正利、8歳、小学校2年生。小野剛の一人息子だ。

正利はキラキラした目で聞いた。

「今日はどうだったの?」

剛「ん?あー、もちろん、ビシッと勝ってきたぞ」

正利「パパすごーい」

剛「あまりにも謝るから許してやったけどな」

息子の前では仮面バスターに全勝しているのだ。

正利「僕もパパみたいに強くなりたいな」

剛「頑張れば

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THE 戦闘員 第2話

THE 戦闘員 第2話

商店街を抜け、細い路地に入り、くねくねと進んでいくと、アパートがある。その外観はエグイ。壁一面にわざと生やしてない草が生えていて、階段は元は何色なのかわからない錆びきった茶色をしている。その階段にもわざと生やしてない草が絡みついている。その茶色にその緑、なんとも言えない不協和色なのである。

そして、鍵なんて必要ないくらいの、強引に押したら開きそうなドアの前に小野剛は立ち止った。

ここが彼の家な

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THE 戦闘員 ~息子のヒーローになるために~ 第1話

THE 戦闘員 ~息子のヒーローになるために~ 第1話

とある採石場にて。仮面バスターと秘密結社サタンが戦っている。

仮面バスターの赤いマフラーは優雅になびいている。そう、そこにいる怪人蜂男と戦闘員たちを圧倒しているのだ。戦闘員たちが仮面バスターに体当たりしてくる。しかし仮面バスターは華麗な反復横跳びでそれをかわし、次々と戦闘員を投げ飛ばしていく。

仮面バスター絶好調。今日は目をつぶってでも勝てそうだ。実際目は閉じれないが。こうなってしまっては、も

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