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大切な人を自死で亡くしたあなたへ

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愛しかない

愛しかない

母ちゃん、と呼んでみる。
本人にそう言ったこと、あったかな?
でも父ちゃんと話す時、いつも「母ちゃんはさ、」と言う。それが自然。生前の母ちゃんとは少し距離感があって、それはわたしが拗ねてたからとかいろいろなんだけど、亡くなってからの方が通じ合える気がしてる。母親がらみのトラウマも、直接話せなかったことも、解消できてきた気がする。

愛しかない。
それは本当は生きてる世界でもそうなんだけど、生きてる

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自死についてのわたしの思い

自死についてのわたしの思い

★ご訪問ありがとうございます。この記事は1人の自死遺族であるわたしの、個人的な「自死について」の思いです。読んでいてつらくなる方はどうぞ別記事をご覧くださいね★

三浦春馬くん。映画「永遠の0」と「容疑者Xの献身」が印象的で。ミュージカル「キンキーブーツ」は観たいと思っていた。BSの「世界は欲しいモノにあふれてる」は時々。繊細で美しくて好きな番組だった。

ぁーーーー……
最初にSNSで彼の訃報を

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久しぶりに母と繋がる

久しぶりに母と繋がる

また車を運転しているときだった。最初の時も好きな音楽を聴いて、ボーッとしてる時だった。

母は、相変わらず軽くて、でも力強かった。

地球が変化しつつあることを喜んでいる。

おばちゃんも一緒にいたなぁ。
叔母は5年くらい前に亡くなり、何度かつながった。
母とよく一緒に来てくれる。

2人とも地球にいた頃より軽くて、穏やかで、子どもみたいにキャッキャと遊んでいる感じ。
小学校くらいのキャラは違うけ

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誰も悪くない

誰も悪くない

何度も思います。

自死は、誰のせいでもないです。罪悪感を感じているあなたのせいではない。亡くなったあなたの大切なあの人のせいでもない。じゃあ、誰のせいなの?

自死は誰のせいでもないです。

誰も責めなくていいです。

あ、もし今とてもつらいなら、誰かを責めてしまうと思います。自分にできることがあったんじゃないか。あの人がいじめたからじゃないか。わたしも、当時は自分を責めたし、母がかかっていた病

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ゆるいつながり

ゆるいつながり

noteを始めて「大切な人を自死で亡くしたあなたへ」と題して書き始めたら、いくつかの反応をいただきました。わたしもそうです、共感します、続きを待ってます、そんな言葉をいただいて、わたし自身が救われています。

21年前、母が亡くなったとき、うちの場合、父の考えや周りの状況から「(母の自死のことは)誰にも言うな」ということになり、わたしもそれに従い、一生隠して生きようと決意しました。

しばらくして

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どうしてスピリチュアルなの?

どうしてスピリチュアルなの?

亡くなった母とつながって「好きに生きなさい」と言われた体験は、ほんまかいな?と思う気持ちもありつつ、ずーっと忘れられなくて。向こうでつらい思いをしているんじゃないかと思っていた母が爆笑していたことでわたしの感覚は変わっていきました。自分の罪悪感の大きさに気づいて、それをもう手放していいってことなのか?それでいいのか?と、行ったり来たりしていました。

「母との再会」を書いてから約1年経って、初めて

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母との再会

母との再会

この文章は2018年4月15日にアメブロに投稿したものです。なので、亡くなった母とつながる体験をして、初めて書こうとしたのは2016年。そしてスピリチュアル断食合宿に参加してこの体験を初めて人に話したのが2017年です。わたしが母の死を受け入れ語ろうとしていくスタートの話。ただ、ここではまだ自死のことは書いていません。(写真は美濃市の八幡神社です)

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この後に続く文章を
初めて書

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note、はじめました。

note、はじめました。

はじめまして。

かめいあきこ(あきちゃん)です。

ずーっと前にnoteのアカウント作って、そのことも忘れていたくらいでもっぱら読者だったのですが、お仲間にnoteやってるとか、始めるという方が多く、アメブロとは書く内容が違ってくるよ〜という話も聞きまして気になっていました。今回、記事書いてないのにフォローしてくださった方(ありがとうございます!うれしかった♡)に背中を押されて、書いてみることに

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