恐怖をきっかけに自分と繋がれなくなることがある。

恐怖をきっかけに
自分と繋がれなくなることがある。

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とても怖い思いをした。
とても怖い体験をした。

私は過去にとても怖い体験をした。
身体が痛いほどに恐怖で凍りつくような、
息を止めて、身を固める。
怖い体験をした。

過去にそんな経験をした。
と理解して。
と、身体は私に伝える。

それを理解することで、
私の身体は、恐怖でそうなるんだと、
理解できる。

これから怖いと思うことがあった時、
そういう時は、身体はこんな風になるんだ。
と、私が私の身体を理解できる。

そういう反応をするんだ、私の身体は。
と、そんな状況を受け入れることができる。

生死に関わる恐怖以外のことであれば、
「身体は恐怖を感じるんだ」と、
理解し、
その恐怖を感じながら、
自分がやりたいことは
やっていったらいいんだ。

それがしたかったんだ。
この地球で。
それが生きているということ、だと感じる。
そして私は、それがしたい。

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このことが分かったことを境に、
自分の体感をとても感じやすくなりました。

それは、自分が確かに生きているのだと、
分かるようになったという感じです。

これが鈍く感じていたそれまでは、
自分に違和感がありました。

これは、言葉に表すのが難しいけれど、
自分が自分だと分からないような、
そんな感覚です。

子供の時に、私は、
私にとって、ものすごく怖い体験をしました。

その恐怖感は自分と同化していて、
私は、それを感じないようにするために、
自分自身の感覚を無理矢理麻痺させるように生きていました。

だから、生きている感覚が無いような、
自分が自分だと分からないような、
とても気持ちの悪い違和感をずっと持っていました。

子供にとっての恐怖は、
大人が感じるよりも、
もっと大きくなります。

それは、子供が弱い存在だから。
子供は、自分は簡単に肉体的に傷つけられる存在だと分かっているから。


そして、そのときの自分の極限を越えた恐怖を味わうと、それを感じないように、身体に閉じ込めたまま、開かないようにしようとする。


あった出来事は覚えていながら、
「なんかあんなことあったけど、意外に平気やし。」とか、
「自分て、結構強い子供やったんかも」
と、
頭で思い込ませて、
そのまま恐怖を閉じ込めっぱなしにしてたということが、今ははっきり分かります。


自分を取り戻す感覚に、
静かに喜びを感じる自分が嬉しい。


雰囲気が重い内容だけど、
重さの分だけ、重要で、
重さの分だけ生きていることの実感になる、
私にとってとても意味のある気づきでした。


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