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akaneおすそわけ郵便 第十六回「信じたくなる人」

今年の医者納め。病院を巡りつつ、合間に友人とお昼を食べたり、美味しいベーグルを買いに寄ったり。通院を長く続けるには、そう云う楽しみ作りが大切だよね。そして、私の通院先の近くには、必ず美味しいお店がある不思議。

たまに寄る素敵な雑貨家さんで、箸置きを買う。「実は、前にもこちらで箸置きを頂いたんですが、離婚して置いて来ちゃったんですよー。」と何気なく口にしたら、お店の方も離婚経験がおありとのこと。思わず二人で「手続き大変ですよね!」と心通わせてしまった。さらに、私が開催しているワークショップの話もさせて頂いた。営業努力した満足感あり。

夕飯を食べながら、母に「大切なのは、お金より人脈の広さだと思うんだ。」と話す。

何故なら、一つのことに向かい合う時に、色々な立場の人の意見を聞けると選択肢が広がるから。

例えば、私は離婚をするのに、信頼している沢山の人たちに助けてもらった。母、結婚歴の長い友人たち、離婚歴のある友人たち。専門的な立場の人の意見も聞きたかったので、頼りになる心療内科の先生にもずっと相談して、辛くてどうにもならない時は行政の電話相談にも何度も電話した。最終的には、敬愛する友人が離婚弁護士をしているのでお世話になった。

その助けの中には、今日、さりげなく雑貨屋さんで交わした会話も含まれていて、そんな少しの関わりでも、心がほわっとして勇気づけられることがある。

そうして考えてみると、人脈の広さというより「信じたくなる人とのご縁」という言葉が一番しっくり来る。

私も「信じたくなる人」になりたいと思う。素晴らしいお手本が周りに沢山あることが、ありがたい。


【信じたくなる人〜離婚弁護士の鈴木麻子さん〜】

パートナーシップにおける様々な悩みをサポートしてくれる離婚弁護士の麻子さんは、専門家としての的確で迅速な対応に加えて、その問題に関わる全ての人への敬意を払って、誠意に溢れたアドバイスをしてくださいます。

今回お世話になった際に、離婚に当たって私が責任を持たなければならないこととしなくていいこと、相手に要求出来ることと出来ないこと、そのラインを明確に教えて頂きました。何より、相手方への思い遣りを忘れない様に促してくださったことが、とても有難かったです。

関係性の修復を願っている方も、私のようにもう無理!と限界に達しちゃった人も、自分さえ望めば、優しくて有能なプロが手を差し伸べてくれる選択肢もありますよと、お伝えさせてください。

自由が丘・テミス法律事務所 弁護士 鈴木麻子さんのサイトはこちらです。


【今日の一枚】モノクロームの連なりと、すっと入るカラーの花の色が希望のように見えました。信じたいと思えるのは、希望を頂いていると云うことだなぁと思います。

【akaneおすそわけ郵便】は、大橋あかねが三十年以上かけて集めたポストカードに、自分の日常や愛するモノについてなど、その日の気分で書きたいことを書いて郵送でお届けすると云う企画です。こちらは、そのnote 版。今日もおつきあい頂いて、ありがとうございます。

(C)akane ohashi 2019

毎日、書く歓びを感じていたい、書き続ける自分を信じていたいと願っています。