チート的な大学生活(経済学部編)

経済学部を志望する人は、以下のようにすれば、効率的に勉学も就活もこなせるだろう。ただし、私は慶應の経済を卒業しているので、他の大学の経済学部だと事情が異なるかもしれない。そこはご承知いただきたい。

公務員試験や経済学検定、中小企業診断士のテキスト、またはYouTubeで先取り学習

経済学というのは、基本的な学問だ。そのため、色々な資格試験で良いテキストがそろっている。大学が推奨するテキストは小難しいものが多いので、資格試験のテキストのほうが勉強しやすいと思う。大学入学が決まったら、遊ばないでさっさと経済学の予習をしてしまおう。これで、入学後は楽ができる。木暮太一氏の著書でも、非常に理解しやすいテキストが多い。集中して勉強すれば、入学前にマクロ経済学とミクロ経済学の概要くらいは理解できるだろう。

統計学の勉強をする

大学によっては、経済学部であっても統計学を学ばないこともある。だが、経済学部は文系で唯一、数学を使う学部なので、勉強しないともったいない。他の文系学生に差をつけることができる。こちらも、市販の本やYouTubeのほうが大学推奨のテキストよりも遥かに理解しやすいと思う。

数学の勉強をする

これも、さっきの統計学と同じだ。慶應の場合はB方式入学だと簡単なことしか習わないが、行列と線形代数は学んでおいて損はないだろう。なぜならば、Pythonとの組み合わせで人工知能やデータサイエンスの仕事につながるからだ。

世界史または日本史の経済分野の復習をする

おそらく、ほとんどの経済学部では、経済史の授業がある。理系から文転した人は、これがネックになる場合がある。また、東大であれば世界史と日本史を両方学ぶ人が多いが、一橋や慶應だと片方しか学ばないので、これもネックになりかねない。実際、私は世界史選択だったので日本経済史は苦戦した(金本位制のとことか難しい。今は、歴史総合が高校で必修なので、昔よりはマシになっている)。

・・・以上を大学入学前に少しでもやっておけば、入学後の学業はかなり楽になるだろう。ただし、数学は得意な人だけでいいと思う。苦手な人にとっては苦痛でしかない(私も苦痛だった)。

サークル選択

高校の先輩に情報を聞いて、就活に強いサークルを調べておこう。「そこまでせなあかんのか!」と思うかもしれないが、そういうものなのだ。私の感覚だと、英語サークル、弁論部、起業サークル、株式投資サークル、このあたりは就活に強そうな気がする。まあ、これはオプションでいいと思う。わかるとは思うが、チャラいテニスサークルなどは就活に弱いので、入らないほうがいい。恋愛よりも就活だ!

資格のスクール申し込み

TAC、大原、アビタス、何でもいいが、とりたい講座を申し込もう。公認会計士、US CPAならば鉄板だが、青春を犠牲にすることになる(恋愛よりも就活だ!を貫くならばそれでいいが)。ほどほどでいいならば、簿記1級、基本情報くらいでいいと思う。ITに興味があるならばLPICなどもいいと思う。

英会話・英語

私が大学生の頃はクソ高いスクールしかなかったが、今はフィリピンの人とオンラインの英会話があり、格安だ。可能であれば、毎日やってほしい。毎日、だ。英語も話せないようでは、就職に成功しても、出世は無理と思ってほしい。留学したい場合は、TOEFLやIELTSの勉強もしてほしい。

業界研究

就活間際になってやる人がいるが、それでは遅いと思う。1年生から業界研究してほしい。そして、興味のある業界ができたら、なるべくそれに近い企業のインターンシップを申し込もう。
Tier 1:総合商社、総合コンサル、メガ金融専門職(投資銀行など)
Tier 2:日系SIer、巨大メーカー

日記をつける

本当はガクチカがたくさんネタがあるはずなのに、忘れてしまった・・・という人も多い。日記をつけることで、ガクチカのネタを整理することが可能となる。

LinkedIn

大学1年生でいきなり開始してほしい。暇があればOBOG訪問してもいいと思う。ただし、自信のある人だけかな。優秀そうに「見せる」能力が低い人がやると、逆効果になる可能性もある。

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