AO入試(総合型選抜)入学者のほうが、就活は有利

某掲示板の学歴板や、Wakatte TVの高田君は、偏差値至上主義です。そのため、推薦入試やAO入試(総合型選抜)合格者を馬鹿にしています。

しかし、就活で有利なのは、むしろAO入試合格者です。就活では、どの入試方式で合格したのかなど一切聞かれません。むしろ、聞かれるのは「今までの人生で、一生懸命頑張ったことは何か?」です。スポーツ、アルバイト、サークル、ゼミ、数学オリンピック、ロボコン、ボランティアなど、何らかの活動で頑張った成果を聞かれるのです。

AO入試合格者は、こうした活動に熱中していた人が多いです。高校三年間、がり勉しないと東大などの旧帝大や早慶の一般入試突破は難しいですが、AOや推薦であれば、「活動」じたいが評価されるのです。それは、就活でも有効なエピソードになります。

そして、AO入試(総合型選抜)は、富裕層の家庭のほうが圧倒的に有利です。自宅に3Dプリンターや実験設備があって化学の実験やものづくりに励みました、ロボコンにも出ました・・・こんなの、貧困家庭では不可能です。

さらに、早慶だけではなく、国公立大学も30%まで推薦入試の合格者数を増やす方針であるといいます。慶應義塾高校(慶大の付属校)で、公認会計士や司法試験予備試験の勉強を3年間やって、大学1年生で合格してしまう学生もいます。

※抜粋:2021年(令和3年)に満18歳3か月(受験時)で司法試験に合格した最年少合格者のOさんは、伊藤塾の受講生です。高校1年の2月から伊藤塾で司法試験を学び始め、高校3年生の時に予備試験に合格、大学1年で司法試験に合格しました。

ますます、これからは、富裕層の家庭出身の学生が有利になり、貧困家庭からの下剋上は不可能な社会になっていくでしょう。

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