大学生の資格戦略

大学生は、どのような資格を取得すれば、就職活動で有利になるのでしょうか?

簿記・会計

公認会計士、米国公認会計士を持っていると、もはや最強でしょう。監査法人よりも、コンサルティングファームや投資銀行のほうが年収が高いので、そちらをおすすめします。資格そのものも大切ですが、資格の勉強過程で培われた知識も、就職後に役立つでしょう。もちろん、実務経験が大切なのですが、知識があると実務に慣れるのが早くなります。就職に有利になるのは、簿記1級以上です。2級ではたいしてアピールにならないでしょう。

英語

就職に有利になるのは、英検準一級以上、TOEIC 700点台後半だと思います。800点あると望ましいです。英語以外で意味がありそうなのはスペイン語です。中南米はスペイン語圏です。他は不要だと思います。

IT系

IPAの資格か、ベンダー資格になると思います。ただし、ベンダー資格は実務経験がないと合格は非常に難しいです。SAP認定コンサルタントなど、実務経験なし、SAPのトレーニングなしで合格するのは不可能と思います。なので、IPAがおすすめです。中小企業診断士では、「経営情報システム」という科目があるので、中小企業診断士もよいかもしれません。「運営管理」「財務会計」では、アプリケーション開発に必要な業務知識も身に付きます。

その他

金融業界志望ならば、FPをとるとよいです。FPと簿記をとっていると、銀行などでは評価が高くなるのではないでしょうか?しかし、金融の営業は資格よりもコミュニケーション能力のほうが大切だとは思います。

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