Akaguma_sg

カメラや鉄道など趣味のことを時々書いてます。

Akaguma_sg

カメラや鉄道など趣味のことを時々書いてます。

最近の記事

次期メインカメラ Nikon Z6Ⅲ ?

6月17日にNikon Z6Ⅲが発表されて、スペックなどを見た結果、次のメインカメラはZfにしようと思った。 理由としては、スチルがメインの自分にとってZ6Ⅲはオーバースペックであること、Z6と比べて見た目は改善されたが、Zfと比べれば凡庸であること、Zfでも、長玉(タムロンのFマウント150−600)を付けてもなんとかなりそうに思えたこと、などがある。 スチルメインならCF ExpressではなくSDでも仕方がないかと。 そして近所のヨドバシカメラに行ってZfを半ば買うつ

    • 美しく明るいレンズ カールツァイス/コシナ Planar 85mm F1.4

      今まで所有する幾つかのレンズにごく私的な思いを書いてきた。 基本、大したレンズは、持っていないが、防湿庫の中でちょっと高級だと自己主張しているのが、コシナが作ったPlanar85mmF1.4である。 自分がこのレンズを買って幸せな気分になったのは2014年12月。購入してから半年ぐらい経っていたのだが、雪景色の旭山動物園でD800Eのファインダー内が突き抜ける様に白く輝いたのを覚えている。(これは開放測光の一眼レフならではの経験かもしれない。) かっこいい外観 前にZ20

      • 2024年ゴールデンウイークの記録ー何を撮ったのか(下) 連休後半

        ここからは後半戦。 例年、羅須地人鉄道協会・まきば線の運転(5/3-5)は我が家の恒例行事にもなっている。いつもはそれで終わりだが今年はさらにいくつか。 成田ゆめ牧場 羅須地人鉄道協会 まきば線 羅須地人鉄道協会さんの蒸気機関車運転には年に何度かお邪魔するのだが、特にGWの運転は我が家の恒例行事であり、また大学鉄道研究会友人の息災をリアルに確認する日にもなっている。 今年は連日、3両の蒸気機関車に火が入るとアナウンスされており、訪問した日は3号機と7号機、それと9号機が動

        • 2024年ゴールデンウイークの記録ー何を撮ったのか(上) 連休前半

          2024年の連休は、自分が勤めている企業では4月27日から5月6日までと10日間連続した休みとなった。しかし例年、我が家ではこの連休は泊まりがけの遠出はしない事にしている(どこも高くて混んでいるので)。 と言いつつも日帰りで色々出かけたので、その時撮影したものを紹介していきたい。 思ったより写真も多いので前後半に分けてみた。 熊谷ラグビー場 一つ目は熊谷ラグビー場で行われた埼玉ワイルドナイツの今季本拠地最終戦。 妻がこの試合でボランティア参加しているので試合を見に行く。

        次期メインカメラ Nikon Z6Ⅲ ?

          自分にとっての「メートル原器」nFD50mmf1.4

          自分のカメラ趣味は中学2年生の時、借り物のペンタックスSP(それと55mm、85mmのレンズ)で始まった。 ともかくわけがわからないけれどピントを合わせて、開放ではない測光方式で露出を決めて撮る、ということが嬉しかった。 借り物のペンタックスは中学卒業時に返却することになり、高校進学で買ってもらったのがキヤノンAー1とこの標準レンズと歪みが恐ろしく激しかった70−150のズームの3点セットだった。 予算的にズームを諦めれば旧型Fー1の最後の新品が買えたのだが、当時の自分はカメ

          自分にとっての「メートル原器」nFD50mmf1.4

          国鉄の特急電車

          クリームと赤のツートン 特急電車と言われてクリームと赤のツートンカラーを思う人は、どのくらいいるだろうか?還暦少し前の自分は、まさにそういう年代である。 国鉄の特急こだまに始まるカラーリングは、国鉄分割民営化から30余年が過ぎて、ほぼ淘汰された。 岡山と出雲市を結ぶ特急やくもは国鉄としては比較的新しく作られた381系という電車が塗装を変更して使われているのだがそれも4月から順次引退。 ただ引退前に一編成にクリームと赤の復刻塗装(国鉄特急色)が行われている。(Japanese

          国鉄の特急電車

          AiED180mmF2.8 明るい望遠レンズ

          このレンズは元々は結婚前に妻にプレゼントしたものだった。 当時、私はキヤノンユーザーでnFD80ー200F4Lをメインに使っていた。一方でF3ユーザーの妻は望遠側のレンズが薄かったので、確か数寄屋橋のニコンハウスで購入した。 しかし今は望遠となると妻はAFAi80~400かtamron150-600、さらに妻はメイン機がD500なので24~105でもそれなりの望遠となりMFのこのレンズはあまり使っていない。それで最近は専ら自分が使ってしまっている。 23年11月、フィンランド

          AiED180mmF2.8 明るい望遠レンズ

          Nikon Z6 vs Nikon D800E

          令和6年は始まって2日間で、巨大な災害と大規模な航空機事故が起きるという、波乱の幕開けになってしまった。といっても自然に新年は関係ないので関係はないのだけど。 そんな大変な年の始まりとなってしまったが、直接被害を受けていない自分は、災害の状況は頭におきながらも、平常に暮らしていこうと思っている。 今年一つ目のnoteは所有する二台のカメラの比較から。 登場時期も違うし位置付けも違う2台だが、我が家にあるフルサイズデジタルカメラはこの2台のみ。 Z6が軽量コンパクトなので圧

          Nikon Z6 vs Nikon D800E

          改めてZ20mmF1.8について

          もしかしたら今年最後になるかもしれないnoteの投稿は前に一度書いたZ20mmF1.8のこと。 勤続30年で取得できた休暇を使って、ヘルシンキ、タリンを旅してきた。(乗り継ぎの関係で最後にイスタンブールにも一泊) 妻の趣味であるフィギュアスケートのグランプリシリーズの第5戦フィンランドエスポー大会を観戦することもあり急遽購入したタムロンの70−300の他にZ24-70 、Fマウントの50mmF2、それとこのZ20mmを持っていった。 タリンの街歩きの時は20mmを使うかな、と

          改めてZ20mmF1.8について

          急遽購入したTamron 70-300mmZマウント

          生まれて初めてのフィギュアスケート撮影 実はこのレンズ、登場した時に行われたタムロン体験会に当選して試用していた。軽量コンパクトで写りも及第点。 なぜ購入していなかったかというとコシナの85mmとAiED180mm、150-600G2である程度カバーできていたから。 それが初めて海外でフィギュアスケートを観戦することになり、海外だと撮影できる、ということでカメラを考えた。当初Z6に180mmでと考えていたが、MFで撮るというのは妻から「おもしろ撮影するのならやめとけ」と言わ

          急遽購入したTamron 70-300mmZマウント

          カメラの距離基準マーク

          もう40年ぐらいカメラを使ってきているが、実用としては一度も使ったことがない距離基準マーク。 なんだか気になったので、防湿庫からカメラを出して眺めてみた。 距離基準マークとは 基本的にはフィルム面・センサー面の場所を表しているマーク。まるに直線の組み合わせ。最短撮影距離などもここが基準となるらしい。それ以上のことは何も考えていなかった。 ミラーレスカメラの場合 まずはNikon Z6の距離基準マーク。実は気になったのはなんだか違和感を覚えたので。随分前にないかと。

          カメラの距離基準マーク

          Nikonのカメラ

          最初はついに発表されたNikon Zfを短時間ながら触って来たので、それについて書こうかと思っていたのだけれど、いろんな人がすでにレポートされているので、ちょっと違った角度から。 見た目RX-78 でもサイコフレーム搭載(謎 Zfについては見た目と中身の乖離が大きい。 フィルムカメラのような外観で手にすると無意識に指が巻き上げレバーを探してしまう。しかし中身は画素数以外は上位機種をうっちゃるぐらいの高性能。 自分が一番気になったのはフォーカスポイントを中心に手ぶれ補正が行

          Nikonのカメラ

          四国の鉄道のこと

          先日、出張で徳島と高知の県境あたりまで行くことがあった。一応、会社の所属部署は「海外」がついているのだけど色々あって国内出張へ。 四国は高校生の頃、周遊券で乗ったことがあったのだけど40年前。 その後も高松や坂出には仕事で行ったけれどそれ以外は40年ぶり。 気になってことをいくつか。 DMV デュアルモードビークル その40年前には国鉄牟岐線は海部まで開通していた。そして第3セクター阿佐海岸鉄道が甲浦まで開通していたのだが、一部JR牟岐線も移管の上、DMV、デュアルモード

          四国の鉄道のこと

          ニコンの105mm(Ai改)

          古いニッコールレンズの中でお気に入りのレンズその2として105mmF2.5について少し書いてみたい。 由緒正しい(謎)中古レンズ このレンズはある意味由緒正しい中古レンズの買い方で手元にやってきた。今は新橋に移った中古カメラ屋さんが原宿竹下通りにあった時に、このレンズに出会った。 当時は50mmF2の魅力でモノクロはニコン!、みたいな状態だった。その時の手持ちは50mmF2の他はAi改造24mmだけだった。 電車を撮るには望遠が欲しくて、となって購入したのがこのレンズだっ

          ニコンの105mm(Ai改)

          ニコンの非Ai 50mm F2

          少し前にRicoh GXRのマウントユニットと一緒に紛失してしまった非Aiの 50mm F2レンズ。 このレンズは本当に好きな描写のレンズだった。 「実物ファンよ 君の写真は下手だ」 「とれいん」という模型雑誌の実物写真特集がきっかけだった。 「実物ファンよ 君の写真は下手だ」というちょっと刺激的なタイトルの特集だったのだが、その中でニコンの非Ai時代の50mmのベストはF1.4ではなくF2であると書かれていた。 へーっと思っていたところ新宿のミヤマ商会まで5000円ぐら

          ニコンの非Ai 50mm F2

          写真のトーンについて

          高校生のころ、アルバイトもさせてもらい色々お世話になっていた写真屋さんでネガをプリントしてもらう時、もっと濃く暗めに、とお願いして「なぜか鉄道ファンは暗い画が好きだ」と笑われたのを覚えている。 今でもカラープリントをアナログで仕上げてくれる貴重なお店である、フォートウエノの店長のお言葉だった。 コダクロームの色 コダクロームを初めて使ったのも、実はフォートウエノさんで、期限切れの24枚撮りをいただいたのが初めてだった。 何もわからずにISO64って初めてだと思いながら撮っ

          写真のトーンについて