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急遽購入したTamron 70-300mmZマウント

生まれて初めてのフィギュアスケート撮影


実はこのレンズ、登場した時に行われたタムロン体験会に当選して試用していた。軽量コンパクトで写りも及第点。
なぜ購入していなかったかというとコシナの85mmとAiED180mm、150-600G2である程度カバーできていたから。
それが初めて海外でフィギュアスケートを観戦することになり、海外だと撮影できる、ということでカメラを考えた。当初Z6に180mmでと考えていたが、MFで撮るというのは妻から「おもしろ撮影するのならやめとけ」と言われて、でも150-600は海外には重いし。ということで出発2日前に急遽このレンズを購入。

フィギュアスケート会場で

とういことでフィンランドのエスポー(ヘルシンキの西隣)の会場へ到着。いきなり公式練習から撮影を始めてみる。

坂本花織選手

解像感が微妙かも、と思ったりもした。ピントは追いつくことも外すこともあるという感じで。
以前、屋外で利用した時は問題ないと思っていたがやっぱりF2.8のレンズが必須なのか、などと思った。
ふと気になり、シャッター速度を落としてみた。(その分ISO感度を下げられる)すると描写も改善された。

エキシビジョンでは照明が変わるので露出はマニュアルで固定

結局レンズの問題ではなくISO感度による画質の低下が主だったということがわかった。

スケート以外での撮影

屋外では十分な性能を発揮してくれる。
もちろんF2.8クラスのボケとかは無理だけど、一方で持ち出すことに抵抗がない300mmというのは貴重。

ヘルシンキのトラム
イスタンブールの宿の窓から

結論

このレンズの本領は軽量コンパクトで一定の性能を発揮することにある。
純正の高くて明るいレンズ、それはそれで意味があるのだけど、例えば今回のような海外旅行の時などはこれ一本追加すれば驚くほど撮影範囲が広がる。(24-70のキットレンズとこの一本で300mmまでをカバー)
急遽購入したレンズだけど良い買い物だったなと、成田からの帰路に思っている。(終わり)

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