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石川ともこ
2018年7月7日 09:22
仲むつまじすぎたために天帝(てんてい)に引き裂かれた織姫と彦星が年に一度だけ天の川を渡って会えるという古代中国で生まれた七夕伝説。奈良時代に日本の貴族社会に伝わり、琴を弾いたり詩を作ったりしてお祭りをする行事でした。乞巧奠(きっこうでん)は七夕の中心だった行事で「乞」は願うこと「巧」は上達すること「奠」はまつること。詩歌や裁縫の上達を願って星に祈りをささげました。ふつうの家々が笹飾りを
2018年6月30日 13:14
旧暦の6月末に行われる半年分の厄落とし、健康と厄除けを祈願します。半年を区切りとしたもう一つの大みそかといったところでしょうか。神社の境内に作られたチガヤという草で編んだ輪の中を「水無月の夏越しの祓する人は、千歳(ちとせ)の命延(の)ぶというなり」と唱えながら8の字を書くように3度くぐり抜けます。全国の神社で見られますが京都の上賀茂神社の儀式はとても有名です。この茅の輪くぐり「輪」なので大