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坪単価なんて聞かないでください!

こんにちは!熊本県で住宅アドバイザーをしている堤です!


「坪単価はいくらですか?」

皆さんは、このような質問をされたことはありませんか?
実は、この質問危険です!

でも、建物費用については気になりますよね…

そこで今回は、「坪単価がなぜ参考にならないのか」についてと
「建物費用を把握するための正しい質問」について
お話しさせていただきます。


① 坪単価は参考にならない!?

   なぜ、坪単価が参考にならないのでしょう。
   
   それは… 坪単価に”定義”がないからです。
   具体的にお話しします。

   まず、建物費用には、建物本体費用・キッチンなどの設備費用など
   があります。

坪単価

   その建物費用を建物の大きさ(坪数)で割った費用が”坪単価”と
   なるのですが、実は、その建物費用にどこまで含めているのかは
   住宅会社それぞれで違います!

   つまり、A社は建物本体費用だけを坪数で割った費用を坪単価と
   お伝えし、B社はオプション費用など、全てを含めた費用で坪単価を
   お伝えしているといったように、それぞれの会社で考え方が異なる
   ため、正確な費用がわかりにくいのです。

   では、どのような質問が、建物費用を把握するうえでは、
   良いのでしょうか?


② 建物費用を把握するための正しい質問

   私がオススメする、建物費用を把握するための質問は

   「よく提案しているグレードで、
    ○○坪で総額いくらになりますか?」   
です。

   住宅会社によっては、商品のグレードが何段階かに分かれている場合
   があります。ご希望のグレードがあれば、そちらを指定して頂いても
   良いですし、なければ、一番提案数が多いグレードでの建物総額を
   聞いてみましょう。

   また、坪数がわからない場合は、住宅営業マンへ、希望の部屋数を
   お伝えし、どのくらいの大きさになるのかお聞きしてみましょう。

   そしてそのあとに、よく提案しているグレードで造った場合の
   総額を聞いてみましょう。

   そうすることで、より具体的に、建物費用を把握できるかと
   思います!


いかがでしたでしょうか?
費用については、必ず気になられるポイントだと思います。
なるべく正確に把握できるよう、
坪単価ではなく、総額を聞いてみてくださいね♪


さて次回は、「永く住み続けるためにこだわるべきポイント」について
お話させていただきます!
どうぞ、よろしくお願いいたします。


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