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シロアリの恐怖知っていますか…?

こんにちは!熊本県で住宅アドバイザーをしている堤です!


突然ですが、皆さん、新居では、どのような暮らしをしたいですか?

せっかく新居を建てるなら、「地震の時も安心して過ごしたい」
「暖かく快適に過ごしたい」と思いませんか?

そんな願いを叶えるために、こだわるべきポイントが住宅性能です。

しかし、住宅性能は最初だけ良いのでは意味がありません。

今回は、安心して永く快適に過ごすために、家づくりの中でこだわるべき
ポイントをご紹介いたします。


そのポイントとは、ズバリ『住宅性能の耐久性』です。

暖かい家を造りたい ⇒ 断熱性能にこだわる
地震に強い家を造りたい ⇒ 耐震性能にこだわる
 とイメージされる方は
多いかと思います。もちろん、とても大切なことです。

ですが、最初は性能が良くても、数十年後には「寒い家」「弱い家」に
なってしまう可能性があります。
20年,30年、そしてその後も、心地よく過ごすために”耐久性”に
こだわってみましょう。

では、具体的にどのようなことに、こだわれば良いのでしょうか?
それは、住宅性能が劣化する要因と、その要因に対して、住宅会社が
どのような対策をとっているのかを確認すること
が必要です。


【住宅性能が劣化する主な要因とその要因に対する
対策確認方法】

① 耐震性能について 

 要因:シロアリ
 対策確認:シロアリ対策にどのような取り組みをしているのか
      確認してみましょう

  木造住宅の場合、シロアリへの対策は必要不可欠です。

  一般的なシロアリ対策として、薬剤を塗布する方法がございます。
  しかし、表面に塗っているだけのため、薬剤は5年ほどで揮発し、
  効果が無くなってしまいます。


  その後、塗り直しをするのですが、外周りの柱は、
  すでに壁の中であるため、壁を壊さないと、塗り直すことは
  できません。
  そのため、「新築時の防蟻処理」を聞く際には、併せて、 
  「入居後のメンテナンス対策」についてもお聞きしてみましょう。


  また、シロアリが家の中に、侵入してくる可能性の高いルートを
  把握し、その部分について、どのような施工を行っているか
  確認してみることも、とても重要です。
  (侵入してくる可能性の高いルートについては、
   こちらの動画にて、わかりやすく説明されております↓↓↓)

  
  建ててすぐの強度も、もちろん大切です。
  それに加え、長期的に”強い家”を保つため、
  シロアリ被害を防ぐために、どのような取り組みを
  しているのかについて、ぜひ確認してみてくださいね。

  確認する際のポイントは、防蟻効果が初期だけでなく、永久的に
  続くかどうか
です!


② 断熱性能について 

 要因:内部結露
 対策確認:結露計算をしているか確認してみましょう

  断熱材がカビて、ずれ落ちてしまっている…
  そのような写真を見られたことはありませんか?

  実は、その原因は、内部結露が発生したことにあります。
  その結果、断熱性能が劣化してしまいます。
  また、発生した結露の影響で、壁の中の柱が腐り、耐震性能も
  劣化してしまいます。
  (さらに、腐った柱には、シロアリが寄り付きやすくなります…)
  
  では、どうすればよいのでしょうか?

  実は、内部結露が発生するかどうかは、使用している材料と施工方法
  を基に計算することができます。

  
  (詳しくはこちらの動画をご覧いただければ幸いです↓↓↓)

  動画内で、松尾さんは、根拠がないのにも関わらず、
  「○○を使っているから、内部結露は起こりません」
  と言っている会社が多い
と仰っております。

  内部結露は、住宅の耐久性に大きく影響します。
  永く快適な家づくりを進めるために、実際に、
  結露計算をしているかどうかを確認してみましょう!


いかがでしたでしょうか?

せっかくの家づくり。建てた後のことも
しっかりと考えて、進めてくださいね♪

さて次回は、「本当にその家って地震に強いんですか…?」について
お話させていただきます!
どうぞよろしくお願いいたします。


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