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ちょっと気恥ずかしく、でも高揚感のあるクラシックな盆踊りを、いつまでも

ワクワクした子供時代、そして少しドキドキした思春期にタイムスリップ。夜遊んでも大人に怒られない夏祭りの高揚感は、あのまんま。地元神戸の盆踊り・夏祭りは、何も変わっていなくて嬉しかった。

なんか最近は、ブルーノマーズなどのアップテンポな洋楽で踊る盆踊りもあるそうで。中野区では、ボンジョヴィの曲で踊る「盆ジョヴィ」とやらもあるそうで。

それにしても、”1”ー2、”1”ー2、と頭を強く打つリズムで、基本「パパンがパン」の盆踊りが、1ー”2”、1ー”2”という「裏拍」の洋楽と実は結構会う、というのは意外だった。

しかし、こうした洋楽盆踊りは、どこか「野外フェス」化して、盆踊りの進化系というよりも、全く別物になっている気がして、自分としてはちょっと寂しかったりもする。

それは、従来の盆踊りが、”踊り”と名付けられていながらも、実は、我を忘れて踊りまくる感じの人はそんなにいないからかもしれない。私も踊りの輪に入ったことは数えるほどしかないかも。加わるのはなぜだかちょっと気恥ずかしかった。でもその恥ずかしさがちょっと良かったのだ。

そして、夜、夏祭りという学校以外の非日常の場所で、あこがれの女の子も意識しながら友達たちと遊ぶ時の高揚感は、今も昨日のことのように思い出せる。今の若者は「フェス化」してこそ楽しめるのかもしれないけれど、やっぱりクラシックな盆踊り・夏祭りはずっと残っていてほしい。

今年は、私の甥がボランティアとして参加していたこともあり見に訪れたのだが、裏方の人たちの努力で、クラシックな夏祭りが続けられてきていることをあらためて知った。

・・・と書いていて、なんだけれど、ブルーノマーズ盆踊りの振り付けをYouTubeで見たら、これはこれで、結構いいかもしれない。笑。

クラシック版にせよ、進化系にせよ、子供たちが、若者たちが、そしてそれを運営する大人たちもが楽しめて、コミュニティーの盛り上がりにつながるのならば、盆踊りは最高の文化遺産だと思う。


きょうも最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
AJ 😀

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