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嫌なこと100個書き出して見つけた私らしさ【嫌100】

お読みいただきありがとうございます。

今回から少しづつ、私の世界を変えた育休中の大事な出会いの数々について投稿したいと思います。

記念すべき1つ目は、【嫌100】ワーク。

これは、キャリアコンサルタントの岩橋ひかりさんが、【最強のライフキャリア論。~人生まるごと楽しむための思考法~】という本の中で紹介をされているワークです。

◆どんなワーク?

簡単に説明すると、嫌なことを100個書き出し、自分でコントロールできること/できないことに振り分け、コントロールできることに集中する。

それにより

環境や他人を変えることはできないけれど、自分の感じ方や受け取り方ならば自分で変えられる。

ということに気がつき、それだけでも

自分の人生の舵が楽にとれるようになる。

そして、

嫌だと感じることはみんな同じだと思いがちだけど、人によって考えていることや物事の捉え方は全然違う。その違いが『自分らしさ』を知るためのヒントになる。

というものです。

◆私の嫌なこと

私が書いた〈嫌なこと100個〉を眺めると、大きく4分類できました。

(1)自由時間がない・自分のペースで決められないことが嫌

・朝活しようと思ったら子供が一緒に起きる
・読書する時間がない
・片づけをしている時に、子どもが物を出す
・寝かしつけに時間がかかる

(2)マイナスをゼロにする作業が嫌

・水回りの掃除
・髪の毛を乾かすこと
・オムツ替え
・水筒を洗うこと
・献立を考えること

(3)自分の外見/内面が嫌

・服選びのセンスがない
・ついつい食べてしまう自分
・マニアックな面がない自分
・話し下手な自分
・頼り下手な自分
・何でも中途半端な自分
・後回しにする自分
・すぐ影響される自分

(4)お金が十分にないことが嫌

・時短で給与が下がること
・住宅ローンがあること
・自宅の表が道路に面しているが、金銭的に門がつけられないこと
・暮らしに苦労していないが、お金の不足感を感じてしまう自分

◆見えてきた私の幸せポイント

挙げた「嫌なこと」をひっくり返し、隠れた願望(なりたい姿)やその理由を挙げていくと、どんな状態だと自分は喜びを感じるのかどんな状態だと私らしいパフォーマンスが発揮できるのか、見えてきました。

〈私が幸せを感じるのはこんな時〉
・時間に余裕がある状態
・自分で決めているという実感がある状態
・打ち込むものがある
・今できることに取り組んでいるという実感がある状態
・誰かと協力している状態
・思いが伝わったと感じる時
・役に立っていると思う実感がある状態
・お金が十分にあること
・より良くすること

ということは、この状態になれるよう整えると、私は「幸せを感じる」ことができ、力を発揮することもできるだろう、ということです。

言い換えると、

私は「お金」と「役に立っている実感」をモチベーションに、他者との協力体制の中で、「より良くする」作業に注力し、自分がどうしたいのかを大事にできると幸せを感じやすい、と気がついたわけです。

◆まとめ

本の中では、キャリアについて、

仕事だけじゃなくて、家事や子育て、趣味などのプライベート活動も含めてすべてが『キャリア』

と位置づけ、【嫌100】ワークの他にも、自分のキャリア観をあぶりだすワークが記載されています。

そして巻末には、

欠けているものやないものばかりに目を向け、不幸を嘆き続けるのはつらくもあります。損得や世間体を意識した選択ではなく、自分にとっての幸せに近づく選択や、自分らしさを活かす行動を取ることで、幸せを実感できるようになる。そういう人が一人でも増えたら、今よりももっと生きやすい社会になるのではないでしょうか。

と述べられています。

「自分にとっての」幸せに近づく選択を取り続けること、それが幸せへの近道なのだと思いました。

キャリアコンサルタントのお姉さんと、キャリアに悩む2人の会社員のストーリー仕立てで、サクッと読めてしまう。

それなのにキャリアを楽しむ思考法がギュッと詰まった一冊。

ご興味がわいた方、ぜひ【最強のライフキャリア論。】読んでみてくださいね!

【最強のライフキャリア論。人生まるごと楽しむための思考法】https://www.amazon.co.jp/dp/4788716844/ref=cm_sw_r_cp_awdb_imm_c_2RDW848X4MZH78ZAR07H

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