あじさい助産院

12年目の助産師です。また5歳息子と1歳娘を育てるママでもあります。 助産師としてお伝…

あじさい助産院

12年目の助産師です。また5歳息子と1歳娘を育てるママでもあります。 助産師としてお伝えしたいことや、1人のママとしての育児日記を書いています。 スキやコメント、フォローしてくださると、とても励みになります。 よろしくお願いします😊

マガジン

  • 長男を出産した時、HELLP症候群になった話

    長男を出産した時に大量出血した私。HELLP症候群と診断されました。どんな症状があり、お産したらどんなことが起きたのか、書いてみました。

  • 長女を出産した時、コロナだった話

    娘を妊娠中、臨月にコロナに感染、そして出産、産後の隔離生活…。産院と相談しながら乗り切った話です。

最近の記事

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自己紹介

オンライン相談について はじめまして。 金沢市であじさい助産院をしている、助産師の北村このみです。 私は生まれた時に口唇口蓋裂があり、こどもの頃に6回の入院・手術を経験しました。 その経験の中で、優しくお世話してくれる看護師に憧れ、医科大学の看護学部に入学しました。 母性看護学の実習で、お産を見学させていただいた時に、赤ちゃんが産まれてくる瞬間の感動や、母の強さを目の当たりにしました。 そして、その母をリードする、ドンと構えた助産師を見て、純粋に「かっこいい!」と思

    • 娘、しゃべったら笑われた

      自己紹介 慣らし保育も順調に終わり、 娘は丸一日保育園で過ごすようになりました。 はじめは警戒していたのか、周りをじっと観察していた娘が、 先生や場所に慣れて、たくさん笑って声を出すようになってきました。 ある日、お迎えに娘のクラスに行くと、 先生たちが爆笑していました。 「先生たち楽しそうだな、何かあったのかな」 と、お部屋をのぞくと、 「あ!ママ、おかえりなさい😊 今、娘ちゃんがハッキリしゃべるもんだから、思わず笑っちゃって…🤭」 (え?パパとかママとかは

      • 「ん?」って思う妊婦さんのおなか

        自己紹介 ある日、 ボーッとインスタを見ていた時のこと…。 妊婦さんやベビーの投稿が次々と流れてきて、 「妊婦さんのおなか、微笑ましいなぁ💓」 「赤ちゃん可愛いなあ💓」 と眺めていました。 すると、「ん??」と思う妊婦さんの投稿が目に留まりました。 おなかは見るからにカチカチで、 形も歪んでる 骨盤もねじれていて、 姿勢も良くない…。 この妊婦さんの経過を追っていくと… 切迫早産になり数ヶ月の入院… それでも9ヶ月で破水してしまう… お産になるも進まず

        • 授乳って痛くないんだよ

          自己紹介 産後の入院中、助産師さんに 「赤ちゃん、おっぱい飲むの上手だね」 と褒められた赤ちゃんとママ😊 実はこのママさん、 授乳中、乳首がすごく痛いの💦 でも助産師さんに褒められたし、 「おっぱい飲ませるのは痛いものなんだ」って思って、痛みに耐えて授乳してたんです。 「おっぱい飲ませるのは、穏やかで幸せなこと」 そんなイメージだったけど、こんなに痛いものなんだ… ついには乳腺炎を発症してしまいました。 でもね、私は伝えたい。 🌸おっぱいを飲ませるのは、痛くな

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        • 長男を出産した時、HELLP症候群になった話
          3本
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          3本

        記事

          おっぱいが詰まったら、助産師のケアを受けよう

          自己紹介 おっぱいにしこりがあるような…。 でもそこまで痛くないし…。 「なんか変」と思いながら何日か経つと、 痛い!! しこりができた!! …と急激に悪化したり、発熱することもあります💦 そうなると、1回のケアではスッキリしないことが多いです💦 できれば、「うーん、なんかしこりがあるような、痛いような…」くらいの時にケアを受けられると良いと思います。 乳腺炎は、早めのケアが大事ですよ。 「あやしいなと思ったけど、赤ちゃんに吸われたら治りました」 そういった

          おっぱいが詰まったら、助産師のケアを受けよう

          娘、家庭内で行方不明になる

          自己紹介 とても活発に動くようになった、1歳の娘。 私が皿洗いをしてるとか、 子どもたちの着替えを準備してるとか、 ほんのちょっと離れただけで、いなくなります(笑) リビングにいたはずの娘が、 サンルームで除湿器をいじっていたり、 洗面所や客室で遊んでいたり、 玄関を降りていたり…。 (全て1階です) ある朝、珈琲を淹れていると… あれ?その辺にいたはずの娘がいない。 サンルーム? 客室? 洗面所? 玄関? 1階すべて見たのに、いない…。 「娘〜!?ど

          娘、家庭内で行方不明になる

          赤ちゃんが絶壁に…💦治りますか?

          自己紹介 2人目が産まれて、上の子が赤ちゃん返り💦 上の子をかまっていると、下の子はついつい後回しに…。 そして気が付くと、後頭部がベコンとへこんでしまった…。 あるあるです💦 見た目も気になりますし、 なんだか赤ちゃんの背中が硬くなって、反り返るし抱っこしにくい…。 足が上がりにくいので、オムツも替えづらい…。 この絶壁、治るの…? 心配になりますよね。 赤ちゃんはまだ頭蓋骨が柔らかいです。 なので、へこんでしまっても、まだ頭の形は変わります。 でも私

          赤ちゃんが絶壁に…💦治りますか?

          産後の骨盤は締めておきたい

          自己紹介 10ヶ月もの間、赤ちゃんをおなかの中で育て、 3キロもある赤ちゃんを産んだママ。 物理的な負荷が骨盤にかかる他、 ホルモンの影響もあり、関節は緩みやすい状態です。 産後の骨盤はグラグラです。 骨盤は、体の土台。 それがグラグラしていると、歩くのもままならない。 そんな状態に構わず、始まる子育て。 ママは自分のことを疎かにしがちになってしまいますが、 そのグラグラの骨盤では、 姿勢が定まらず疲れやすくなってしまいます。 また、骨盤は自律神経の最終地点。

          産後の骨盤は締めておきたい

          保育園、どうやって選ぶ?

          自己紹介 10月に始まる、保育園の申請。 10月に申請すると、次の4月に入園となります。 その申請に向けて、この7〜9月に保育園の見学に行かれる方が多いのではないでしょうか? (見学に行くときは事前に保育園に電話してね) でも、何を決め手に保育園を選びますか? そのご家庭やお子さんに合わせて決められるとは思いますが…、 自宅や職場に近い 園庭が広い(子どもが活発に動ける) 先生が優しい 行事が多い(親子参加の行事はどのくらい?) 周りに公園が多い(お散歩コ

          保育園、どうやって選ぶ?

          1歳健診、娘ほめられる

          自己紹介 1歳健診に行ってきました。 小児科で、 身長や体重測定、尿検査、 発達状況の聞き取り…などをしました。 尿検査ですが、事前に おしっこパックと、おしっこを入れる容器を渡されました。 「ほんとちょっとでも検査できるので、おしっこパックを貼って、採れた分を容器に入れてきてください」 そう言われてましたが、 娘はおまるでおしっこできるので、パック貼りませんでした(笑) 健診の朝、おまるに座らせておしっこをして、 おまるに出たおしっこを一旦紙コップに入れて、

          1歳健診、娘ほめられる

          産後の生理

          自己紹介 娘が1歳になった日。 生理きました(笑) 生後100日頃と、 11ヶ月半頃に、 少量の出血(赤茶)が出たのですが、 その時に「え?生理きた!」と思ったのですが、2〜3日で出血は止まり、しかもほんのちょっとおりものシートが汚れる程度でした。 11ヶ月半に少量の出血があってから2週間後、 「間違いなく生理きた!」という真っ赤な出血🩸 1週間続きました。 そう思うと、 100日の頃と11ヶ月半の出血は 排卵出血 だったのかも…。 今もまだ授乳はしてます

          夏は薬味がおいしい

          自己紹介 妊婦さんや産後のママは、 味が濃すぎない食事が理想です。 妊娠・出産によって、腎に負担がかかります。 味の濃いものを排泄するのも腎。 腎に優しい食事を心がけたいですね。 でも、薄味の食事ばかりでは物足りない…。 そんな時、調味料を足すのではなく、 薬味を使ってみませんか? 夏はミョウガや大葉の季節。 これらの薬味が活躍します✨ ある日の我が家の夕食ですが、 塩麹(手作り💓)に漬けて焼いた鶏むね肉に、 ミョウガ・大葉・白髪ネギを添えました。 すると

          夏は薬味がおいしい

          娘、お風呂で寝る

          自己紹介 1歳になり、保育園に行き始めた娘。 …とはいえ、まだ慣らし保育中。 お昼には帰ってきます。 慣らし保育は2週間の予定。 1週間が過ぎた頃、 夜ごはんを食べてお風呂に入ろうとした時のこと。 娘を裸ん坊にすると、 いつになく娘が泣いて暴れるのです。 「あら〜、ご飯つかんだ手で目こすったから、おめめ痛いのかな?」 「体洗っちゃおうね」 なんて思いながら、娘の体を洗って、一緒に湯船に浸かりました。 すると、私のおっぱいを狙っている娘。 「いつも通り(笑)

          娘、お風呂で寝る

          卒乳証書

          自己紹介 あじさい助産院では断乳ケアを行っています。 このように、断乳のスケジュールを立て、ケアを行っていきます。 卒乳でも断乳でも、 それまで赤ちゃんを育て、頑張ったおっぱいです。 そして、昼夜問わず頑張ったママ。 ここまでママのおっぱいを一生懸命吸って、大きくなった赤ちゃん。 もう全てが称えられるべき、愛おしい存在です。 ということで、あじさい助産院で断乳ケアを終えたママと赤ちゃんに、 【卒乳証書】 をお渡ししました🌸 ママ自身が、頑張った自分とそのおっぱ

          扁平・陥没乳頭では母乳育児は難しい?

          自己紹介 一般的には、乳頭の突出が少ないと赤ちゃんが咥えにくく、母乳育児をする中で困難さを抱えることが多いです。 でも、諦めることはありません。 以前クリニックでの授乳室で、 助産師の誰もが「このママの乳頭では、母乳育児は難しいかもしれない…」と思ったことがありました。 でも、赤ちゃんに吸わせてみると、上手に吸ったんです。 母乳育児は、結局のところ、 「ママのおっぱいと、赤ちゃんのおくちの相性」 これがマッチすれば、赤ちゃんはおっぱいを吸えます。 ママのおっぱい

          扁平・陥没乳頭では母乳育児は難しい?

          「体重増えてる?」の裏側、不安になる理由があると思うの

          自己紹介 ママさんから必ず受ける相談。 それは  「赤ちゃんの体重増えてますか」 赤ちゃんの体重って、どんなママも一番に気になる所です。 おっぱいやミルクが足りてるか、その結果が表れるから…。 特に理由がなくとも、ママたちが不安になることの一つです。 でも、その言葉の裏側に、いろんな理由が隠れていることがあります。 おっぱいが張らないので、出ているか不安。 ミルク缶に書いてある目安量よりも、飲む量が少ない。 赤ちゃんがずっと寝ていて、授乳の回数が少ないんじゃ

          「体重増えてる?」の裏側、不安になる理由があると思うの