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自己紹介

はじめまして。
金沢市であじさい助産院をしている、助産師の北村このみです。

私は生まれた時に口唇口蓋裂があり、こどもの頃に6回の入院・手術を経験しました。

その経験の中で、優しくお世話してくれる看護師に憧れ、医科大学の看護学部に入学しました。

母性看護学の実習で、お産を見学させていただいた時に、赤ちゃんが産まれてくる瞬間の感動や、母の強さを目の当たりにしました。

そして、その母をリードする、ドンと構えた助産師を見て、純粋に「かっこいい!」と思いました。

私も、こんな助産師になりたい!
お産の現場に携わりたい!

そう思い、通っていた看護学部の助産コースの試験に挑戦し、助産学を学ぶことになりました。

その後、看護師・助産師・保健師の国家試験に合格しましたが、希望の産科病棟への就職は叶わず、新生児集中治療センターに勤務することになりました。

小さく産まれたり、病気を持って産まれた赤ちゃんのケアを学びましたが、受け持ちの赤ちゃんが亡くなり、そのショックと、
お産に携わりたい気持ちをずっと持ち続けていたのもあり、退職しました。

それからは産婦人科のクリニックで、妊婦検診・お産・産後のママや赤ちゃんのケアをするようになりました。また、婦人科の不調や不妊治療についても学び、婦人科の患者様とも関わるようになりました。

そんな中で私も結婚しましたが、なかなか妊娠できずにいて、排卵誘発剤を使用して妊娠に至りました。

そして出産の時、私が大量出血をしてしまい、大きい病院に搬送されました。

無事に回復し始まった育児でしたが、クリニックでは1か月健診までの赤ちゃんしか見ていなかったのもあり、その後の育児がわからず、頭が真っ白になってしまいました。

こどもはなんとか育ち仕事復帰しました。その時に自分の育児を振り返り、「産院の手は1か月で途切れてしまう。産院から離れたその後の育児について、フォローする必要があるのではないか。」と思いました。

自分の働き方にも悩んだ末、産院を卒業して困っているママをサポートするため、「あじさい助産院」を開業しました。

産婦人科クリニックに務めながら、赤ちゃん訪問や地域の子育て支援の仕事もするようになりました。

その中で、あるベテラン助産師に出会いました。(助産師Mさん)

助産師Mさんに教わる子育ては、なにもかもが目からウロコでした。
「妊娠中のママへのケアが、赤ちゃんの育てやすさに繋がっている」
「赤ちゃんの力を引き出すケアで、赤ちゃんは伸び伸びと育ち、ママとの絆も強くなる」

助産師Mさんは、「子育て」というより「ママ育てによって、ママも赤ちゃんも生き生きと育つ」ということを教えてくれました。

そして私は、第二子を妊娠しました。
妊娠中からMさんにケアをしていただき、無事に出産し、2回目の子育てが始まりました。

すると、妊娠中から赤ちゃんの気持ちがわかるような、不思議な感覚がありました。

「今、おなかの赤ちゃん、機嫌が良いみたい。」
「あ、産まれたいって言ってる。」

産まれてから赤ちゃんが泣いていても、
「あ~はいはい、おしっこ出たんだね~。」
「おっぱい吸いながら寝たいのね~。」など、赤ちゃんの欲求がわかるんです。

赤ちゃんの欲求を満たしてあげると、赤ちゃんはすんなり寝てくれるし、育てやすいと感じました。

こんなに子育てが楽しいなんて…。
この気持ち、たくさんのママに味わってほしい!
私が教わったこと、ママたちに広めたい!

そう思い、ブログを書いてみることにしました。
育児日記も含めて、毎日投稿をめざします。

どうぞよろしくお願いします。

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→→→次回記事「ズボラママ、やらかす。


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