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津波避難にワープ!?津波避難用の階段

ちょっと気になる記事を見つけました。

津波避難は、時間との勝負。
例えば、南海トラフ地震が発生したら高知県や和歌山県はものの5分もしないくらいの間に津波が到達するとされています。

なのに、坂がない、道がない、逃げ場がないというところってたくさんあるんですよね。

見つけた記事が、津波避難用の階段「のぼーる」

これ、津波避難用の階段です。
この階段を上って高台に避難ができるんです。
今回、特に凄いなぁと思う点が2つありまして。

1.オーダーメードであること
地形に合わせて段数や、階段の幅、階段の形を変えられるようです。
地形って2つとして同じ場所というのはないので、その場所に応じた対策ができるってすごいなぁと思います。


2.急傾斜地への設置ができること
直接、急斜面への設置ができるんです。
急斜面に直接、杭を打ち込んで固定しているようです。
急斜面で対策工事がされているところにも設置できます。

版権フリーの写真で説明してみます。
例えばこういう急傾斜にも、手すり付きの避難階段が設置できます。
(下の絵が「はしご」なのは絵心の問題です。あしからず。)

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安全性……!?地震発生時に斜面崩れないのかぁと思いましたが、その辺は抜かりなく構造計算を行っているようです。

また、海の近くだとよく「さび」が問題になりますが、それも対策済み。

企業のホームページを見ていたところ、元々、鉄道や大規模な構造物の点検用階段を取り扱っていたようでして、この経験や知識を津波避難にも活用されているようでした。

和新工業株式会社 ホームページ

避難が困難なところにショートカットの階段が出来れば、地震・津波発生時に多くの命が守られることになります。
そして、急傾斜地への階段設置、しかも手すりがついているので、あとはのぼる訓練が大切だなぁと思います。

1つだけ、心配なことがあるとすると……

急傾斜の階段、高所恐怖症にはなかなか手強い!
いや、命の危機はさすがに前だけ見て一目散に逃げる……はず。

実は、高所が苦手でして。
会社のホームページ見ながらブルブルしていました。


おまけの津波避難タワー

沿岸部で地震が発生して津波から逃げるとき、もちろん、高台へ避難するのがいいのですが、周りに高い建物がないケースもあります。

そのときは、こういう施設もあります。
良ければ合わせて記憶の隅っこに保存することをおすすめします。

津波避難タワー

画像2

津波の危険があるときは、「高いところへ!」
遠くよりも「高く!」です。

呟くつもりが、書ききってしまった!
最後までご覧いただきありがとうございました!

あじさい


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