本棚をさらし合おう〜再び〜
というわけで2年ぶりですか。
「本棚をさらし合おう」という企画。企画主と企画はこちら。
わたしは今、基本的に電子書籍ユーザーなので、本はあまり増えない……と思っていたのですが、なんだかんだ2年あれば紙の本もマンガも地味に増えまして。
新しく増えた分と前からある分がきれいに分かれてもいないし、まあ自己紹介がてらまた全部さらしてやろう、という気になってしまいました。2年前のものに関しては一番下に張っておきますね。
前からあるものに関しては2年前とだいたい似たようなこと言ってますので、前のヤツを読んだ人は読み飛ばしてください。
一応マンガと本でなんとなくわけました。
というわけで、マンガからいきましょう。
【本棚にあるマンガ】
よしなが先生の本たちと『子供はわかってあげない』。『水は海に向かって流れる』は電子書籍。田島列島先生は2010年代最強(もちろん2020年代最強になる可能性も十分ある)だと思ってます。あとよしなが先生の三井×小暮本が下のほうで出てきます。
右の日焼けしてまったく読めないのは中村佑介先生の画集です。
『大奥』も途中から電書ですね。下の方に『愛がなくても喰っていけます』もあります。よしなが先生がなんでそんなに料理詳しいんですか? と聞かれて「私は四六時中料理のことを考えているんだから、少しぐらい報われたっていいでしょう?」って答えるとこ大好きです。
あ、この『かげきしょうじょ!』の左の2冊ってもしかして今はシーズンゼロになってしまったやつか。続きは電書で買ってます。はるな檸檬先生大好きで昔売ってしまった『ZUCCA×ZUCA』を今、買いなおしています。
そして中村明日美子先生ゾーンと『波よ聞いてくれ』。ひとつ上に『blanc』ありますね。『同級生』『卒業生』はバイブル。
わたしがBLを読むようになったのはよしなが先生の『西洋骨董洋菓子店』がきっかけですが、沼にはめたのは明日美子先生のこの『同級生』『卒業生』シリーズです。
この棚濃いですね。好きな作品ばっかりだ。野田彩子先生はこの『わたしの宇宙』が一番ショッキングで好き。でも煮干し子先生名義の作品はほとんど読んでいないからまた読みます。世の中読んでいないものばっかりです。
ヤマシタトモコ先生も大好き! 怖い話は怖いけど『ドントクライ、ガール』は無人島に持っていきたい一冊。浅野いにお先生は『ソラニン』くらいしか怖くて読めない。
前面からいくとこの『究極超人あ~る』は妻が持ってきたやつですね。これ2年前はなかったわ。『娚の一生』はいいぞ。妖怪足なめ。
後ろ側。大大大好き『昭和元禄落語心中』。『ダーリンは外国人』シリーズはどれを読んでも面白いので、思いだしたら集めたりしています。ん? 『Gのサムライ』? お客さん……世の中には知らないほうがいいってことも沢山あるんですぜ。
というか好きなマンガばっかりすぎて語彙力ゼロですが、まあそういう感じでお送りいたします。
あ、『監督不行届』はエヴァ終わったあたりで流行りにのりまして読みなおしたくなったので買いなおし。その横の柘植文先生のやつも2年前はなかった本ですね。柘植先生のマンガ好きです。
宇仁田ゆみ先生は色々悩んで買ったり売ったりを繰り返して最終的にこの『マニマニ』が残っています。鶴田謙二先生はこの後もぱらぱら出てきます。
そして上から続くねむようこ先生ゾーン。これ以降の作品は電子書籍。ねむようこ先生は5本の指に入るくらい好きです。
みんな大好き『プラネテス』。そしてわたしが好きな鈴木みそ先生。『ナナのリテラシー』が最近読みたくてしょうがないのに手元にない。買わなきゃ……。
この辺は全然変わってないですね。ダンジョン飯の続きは電書です。絶対2年前も書いたけれど『おもたせしました』面白いのでどうぞよろしく。ちなみに『大東京トイボックス』はスペースの関係で売ってしまっているという修羅の本棚です。
上下巻で良くまとまっていると評価の高い『百万畳ラビリンス』はうちにもあります。ゲーム好きな人とかはぜひ。
木村紺先生の『巨娘』は2年前は休止していたんだっけな。とても好きです。『少女椿』と『天国の魚』も最近買ったやつですね。
というかわたしの敬愛する今日マチ子先生の『センネン画報』日焼けしすぎでしょう(笑 まぁこれは売ったり買ったりしていないからね。『ひらやすみ』が人気の真造圭悟先生は初期の作品が好きで、今、紙で手元にあるのはこの『ぼくらのフンカ祭』だけですね。
『ヲタ夫婦』にもふれますとわたしBiSのファンクラブである研究員であった過去がありまして、そのBiSファン夫婦のマンガです。
そして『ファイブスター物語』。前作であり原点『フール・フォー・ザ・シティ』は確か2年前の本棚にはなかったはず。ちょっと本棚に余裕が出てきたこともあって、こうしていろいろ買いなおしています。
リブートは買っていましたけど、売りました。
『このマンガがすごい!』が、……2015年からはあるのかな。ん? 2020年なくない? 買ってないってことはないと思うけど。まさか売ったの??
これ前回も書いたっけ? 西原理恵子先生は普通に好きなんですが、この『できるかな』には完全に偶然ながら「これわたし!」って感じでわたしが出ていたので記念に取ってあります。
……ん? 『神罰』? お客さん、世の中には知らない方がいいことがたくさ(ry
ばらばらと今日マチ子先生と鶴田謙二先生が出てきますね。いい加減ちょっと本棚の整理が必要だな。
あ、さっき言ってた三井×小暮本はこの味気ないやつ。再録だからね。とはいえよしなが先生の同人誌には基本的に手を出していないスタンスです。
ジョージ朝倉先生の『ハッピーエンド』大好きなんで皆さんも読んでください。新装版も出ていたはずです。
そしてこの辺もあまり変わっていませんが高浜寛先生ゾーン。『ニュクスの角灯』完結おめでとうございます。『エマは星の夢を見る』が好きです。
この辺は結構最近買ったやつですね。『映画大好きポンポさん』シリーズとか『ダルちゃん』とかは紙での買いなおしです。さっき出てきた『少女椿』とか『天国の魚』とかも最近買ったやつで、自分でいうのもなんですけど最近紙で買ったマンガはくせのあるマンガが多いですね。
本当はここに北村みなみ先生の『グッバイ・ハロー・ワールド』とかも並べる流れなんでしょうけど、読みなおしたくてパソコン横に置いてあるのでここにありません。
イトイ圭先生を推したい気持ちでいっぱいなので、何らかのアクションが欲しいところです。しりあがり寿先生は大体好きですけど、今はこの『流星課長』しかないですね。悲しい。
そして大好き『西原理恵子の人生画力対決』。『攻殻機動隊』もこの一番最初のこの一冊は額に入れたいほど好きです。濃すぎる。
『攻殻機動隊』は衣谷遊先生のやつとか最近もいろいろ関連本は出ていますけど、この最初の一冊のこまかーい欄外とかまで読むのは、もはやマンガという体験を超越していると思います。素晴らしい。その分わかりづらいけど(笑
漫画家訪問マンガとしてはこの『ニコ・ニコルソンのマンガ道場破り』は結構好きです。といってもそんなに乱立するようなジャンルじゃないけど。カメントツ先生のやつくらいかな。ていうか、三浦健太郎先生のところ行ってたな……読み直そう。
で、上から引き続きの『よしふみとからあげ』と宮原るり先生の『恋愛ラボ』『みそララ』。『僕らはみんな河合荘』は電書。上の方に『となりのネネコさん』もありましたね。
また『ファブル』と『よしふみとからあげ』のコラボが見たいけれど、悲しいかな『よしふみとからあげ』は終わってしまったという……
そんなあたりでマンガは終了。あと他棚で『スラムダンク』と『よつばと』『兎-野性の闘牌-』があります。
わかってはいましたけど、新しいマンガは基本的に全部電子書籍なので、古臭いマンガばっかりですね(笑 やっぱり電子書籍のオススメもやるべきか……。でも本棚感がないし、物理的問題がないから整理も淘汰もされていなくて紹介しづらいんですよね。悩ましい。
ちなみに一番最近買った紙のマンガは「恐怖と奇想 現代マンガ選集」。
わたしまだ読んでないのですが、昨日、妻がパラパラと目を通して「二度と見たくないから早くしまって」と言っていました。楽しみですね!
ーーーーーーーーーーーー
【本棚にある小説】
マンガはあんまり代わり映えしませんでしたが、まあ自己紹介がてらということで。
こっから小説です。とはいえこっちも今は基本電子書籍なので、そう変わっていませんが行ってみましょうー!
あ、2年前は『タイタニア』なかったかも!? まとめて見つけちゃったからね。
そしてわたしの本棚に大きな影響を与えた本『人生を狂わす名著50』。この本のせいで積読が死ぬほどたまっています。
あれ、こんなところに『我らコンタクティ』と『Golondrina-ゴロンドリーナ-』が。
田丸先生はわたしがショートショートを書いている関係でいくつか読んでいます。そしてここ最近ではまってしまったのがこの野崎まど先生。この写真にないけれど、『2』からはじまって、とりあえず目についたものは読みました。『バビロン』とかは電子書籍です。
突飛で、ラノベっぽい雰囲気が受け入れられない人はいるかと思いますが、個人的にはそれを差し置いて全部持っていかれたという感じでした。
あ、『天使なんかじゃない』がこんなところに。で、楽天とアマゾンで1冊ずつ買った『読んでいない本について堂々と語る方法』。見当たらないから1冊はもう売ったのかも。
カズオ・イシグロ先生も最近初めて読んで好きだなぁって思いました。新しいやつもそのうち買いたいですし、他のも好きでした。雰囲気が好き。ニワカですけど文体として「目指したい」という思いが芽生えた数少ない人。
ここは変わっていないかな。また一冊だけマンガが、TAGRO先生の『DON'T TRUST OVER 30』。正直なところ『変ゼミ』も全巻集めなおしたい。
『渋谷ではたらく社長の告白』とっても面白かったですよ。
この辺変わってないかな……。真ん中にある『BiStory』ってさっき言ったアイドルBiSの裏話みたいな話なんですけど、当時のわたしの推しがメンバー間で仲悪くなっちゃって過呼吸になってやめるくだりとか書いてあってとっても刺激的です。
あーいい小説ばっかりですね。キングの『ミザリー』って映画も有名ですけど原作読んだことない人もそれなりにいると思うんですよ。でもこれいいですよ。わたしも長らく映画だけしか見ていなかったんですけどやっと読んですごく良かったです。
なんとなくは知ってる人も多いと思います。人気小説家が事故ってその狂ったファンに囲われる話。
何がいいって囲われてそこで小説書かされるんですけど、その小説にむかう姿って言ってみればスティーブン・キング先生本人の姿勢がそこに描かれているわけですよ。先生の『書くことについて』も下の方に出てきますし、そっちの方が直接的にその方法論について語っているのは確かです。
でもリアルで実録的に感じるのは『ミザリー』なんですよね。そういう書き方本としての『ミザリー』ってとっても楽しかったです。
町山智浩先生の映画関連本は読んでて楽しいです。あと多分前回も薦めたけれどこの『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年のこと』も面白かったです。
『冬のUFO 夏の怪獣』良かったです。マンガです。いまうちに高野文子先生のマンガが一冊もないんですけど、高野文子先生を彷彿とさせる線に全部色がついていて、その上キャッチーなキャラクター満載。楽しい一冊でした。
そして最後。SFと小野不由美主上の本。最近、モルカーが大好きと噂の主上。素敵や。ちなみにわたしは田中芳樹御大と小野不由美主上が大好きです。
十二国記がなんか中途半端にしかないのは、多分どっかの後ろ側に回っちゃってるっぽいですね。探さないと。主上の作ったモルカーでも見てお茶濁してください。
というあたりで本の本棚も終わり。
あと積読が別の机の上に一列半くらい積んであります。今、書いているパソコンの左右にも本が。そりゃ子供にも怒られますって。
でもあれですよ。本って木からできているので、積読というのは言ってしまえば観葉植物と一緒ってこの前ツイッターが言ってました。だからいいんです。ええ。
あと番外編的に最近集めているパスワードシリーズ。
流石に「パソコン通信」というところからはじまっているので、時代は感じるものの楽しさはかわりません。小学校編はとりあえず集めたいなと思っていまして、あと2,3冊でいけるはずです。軽く読めるので気分転換にオススメ。
で、番外編2。本棚の上。
Puffyとハイスタは妻のやつ。もう1枚はなんぞやと言いますと『MAKING UP NEW LINES』というコンピアルバムです。
メンツがドツボだったこととキャプヘジの「Can't use」という曲がこれにしか入ってなかったので学生の時に買ったんですけど、アマゾンさんでやたら安いなこれ……と思って買ったらレコードでした。プレイヤーはうちにありませんので、そのあとすぐにCDも買いなおした思い出のレコード。
ーーーーーーーーーーーーーー
というわけでこれにて終了。
ここ数年は電子書籍がメインですし、そのうち電子書籍のオススメとかもやりましょうか。2年前の本棚はこちら。なんていうか……テンションが若い?(笑 あ、『タイタニア』あるわ(笑
あと自分の読書遍歴をかたる「#本の履歴書」というものもそのうち書くつもりなので、もし気になると言う方がいたらお付き合いください。
「#本棚をさらし合おう」自体は今月15日16日17日の3日間が一応期限のようなので、軽いお気持ちでうちの本棚のオススメはこれ! みたいな感じがいいのではないでしょうか。
とりあえず二回目もありがとうございました!
主催のあきらとくん企画ありがとー!
「欲しいものリスト」に眠っている本を買いたいです!(*´ω`*)