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人間関係を良好に保つには

誰かと長く
深く付き合おうと思ったら、


「人間関係を良好に保つ」
ということに意識を向けるというよりも


「言いたいことはちゃんと言う」
ということを大切にした方がいいと思う。

そして、
自分が「本当に言いたいこと」はなんなのか?


ここをちゃんと自分が理解して、
言葉にすること。

例えば、
相手が自分に挨拶してくれなくて
イラッとしたとする。

そういうときは大抵、

「なんで挨拶しないんだ!」
「挨拶するのは社会人として当然だ!」

と、怒ってそれを相手に伝える。

でも実際は、
これが「自分が本当に言いたいこと」では
ないはずなんだ。

本当に伝えたいことを、
自分がきちんと言葉にできていないから
こうやって誤った言葉で伝えてしまうんだ。

ここで自分が伝えたいことというのは、

「自分に挨拶をしてくれなかった」
ということに対して、


自分自身がそのとき「どう感じたのか?」

ここなわけです、ポイントは。


相手に会う
 
 ↓

挨拶してくれると思っている(期待)

 ↓

挨拶してくれなかった(現象)

 ↓

自分の期待が満たされなかった

 ↓

自分が大切にされていないように感じた
(自分が大切されていない気がした)

 ↓

だから悲しくなった
(だから悲しい気持ちを感じた)


本当はここなわけです。

でもね、
人はどういうわけかこの「自分の感じた気持ち」を
素直に表現するのが苦手だったりする。

だから、
怒りのような別の感情や別の言葉を用いて
相手とコミュニケーションを取ろうとする。

もしかしたら、
相手は挨拶してたかもよ。


もしかしたら、
相手はめちゃくちゃ体調が悪かったかもよ。


もしかしたら、
相手はめちゃくちゃ嫌なことがあったかもよ。


少なくとも、
自分をdisったり、
バカにしたり、
ぞんざいに扱ったり

そういう気持ちはなかったかもよ。


そういう相手に、


「なんで挨拶しないんだ!」
「挨拶するのは社会人として当然だ!」

と、怒ってそれを相手に伝えても、

コミュニケーションは建設的に発展していかんわね。

むしろ逆効果だわね。


自分がそれによって「どう感じたか?」
自分がそれによって「どんな気分になったか?」

ここを冷静に汲み取って整理し、言葉にする。

そして、
恥ずかしがらずにそれをちゃんと相手に伝える。

言葉のショートカットや、
別の言葉や感情に置き換えると、
自分が期待したものは、まず返ってこない。

自分が感じた正直な気持ちを伝えれば、
そこではじめて相手は気づくわけよ。


「いやいや、そんなつもりはなかったんだ」
と言われるかもしれないし


「それは悪かった」
と言われるかもしれない。


逆に、
自分の感じた気持ちを正直に伝えたとしても、

100%自分が期待した答えが返ってくるとは限らない。

そらそうだわね。

だって、
それを踏まえて今度は相手がどう感じるか。

それを踏まえてどう応えるかは、
相手が決めることだから。


そこは自分が介入できない世界だから。


誰かと長く
深く付き合おうと思ったら、


「人間関係を良好に保つ」
ということに意識を向けるというよりも


「言いたいことはちゃんと言う」
ということを大切にした方がいいと思う。

そして、
自分が「本当に言いたいこと」はなんなのか?


ここをちゃんと自分が理解して、
言葉にすること。

相手の行為によって、
自分がそのとき「どう感じたのか?」
自分がそのとき「どういう気分がしたのか?」


ここに自分がちゃんと気づくことですね。





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