何もしていない自分

何かをしていないと落ち着かないのは、

「何もしていない自分」には
価値がないと思っている自分がいたり。

だから、
その不安をかき消すために、

行動したり、
成果を出そうとしたり
貢献しようとしたり。

人は社会的な生き物だから、
誰かの役にたちたいと思うものだし、

「誰かの役にたっている」と、感じていたいもの。

だから、その感情そのものは、
人としてごく自然なことだと思う。

でも、
ベースの部分がスカスカだと
どこまでいっても満足しないし満たされない。

そもそも、
「自分には価値がない」
というところからスタートしていると

自分には価値がないから頑張らないといけない。

と、こうなる。

行動できて、
成果が出せて、
貢献できたときはいいけど、

24時間365日、
いつもそんなにうまくいくとは限らない。

寧ろ、
そんな絵に描いたようには
いかないことの方が多いでしょう。

その時、

そもそも、
「自分には価値がない」からスタートしていると

行動できない自分
成果が出せない自分
貢献できない自分

そういう自分が、自分で許せなくなる。

だって、
「頑張ってなんぼ」だと思っているわけで。
頑張れてない自分は、論外だと思っているわけで。

不安をかき消すために、

行動したり、
成果を出そうとしたり
貢献しようとしたり

そうやって、
自分に価値を見出そうとしても

それは刹那的な効果でしかなく、
自分が止まれば、直ぐにまた不安がやってくる。

直ぐに、
もっと、
行動したり、
成果を出そうとしたり
貢献しようとしたり

そうすることでしか、不安を拭えなくなる。

そうやって、
ずっと不安から追われるようになる。





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