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毎年恒例!若手社員の教育で全社を巻き込む【商品開発イベント】

こんにちは!採用担当の下川です。

2月上旬から1ヶ月間、味一番フードでは今年も、若手社員による商品開発イベントが開催されました。

スイーツ対決!」

たくさんのお客様に、この若手社員が考案したスイーツを楽しんでいただきました♪

対決の結果、僅差で大人の薫る抹茶ミルクプリンが勝利しました!

この商品開発イベント、何を目的として行っていると思いますか?

ということで今回は、この「商品開発イベント’24」について、詳しくお伝えしたいと思います!



若手社員発信!商品開発イベント

この企画は、若手社員が毎月行っている勉強会での取り組みです。私は勉強会の内容の計画・進行を行っています。

▼勉強会についてはこちらの記事で詳しくご説明していますので、ぜひ読んでみてください!

勉強会の一環として年一回、若手社員に商品開発をしてもらっています。そして店舗で実際に販売してもらい、最終的にどちらの商品が多く売れたのかを競います。

この企画は全社、更には「めん房本陣」のお客様をも巻き込みます。だからこそ絶対に成功させようとみんな気合が入ります。そして会社としても、教育目線で力を入れています。

▼「めん房本陣」についてはこちらの記事でご紹介しています。

それでは商品開発イベントについて、勉強会でのスタート時から遡ってご紹介していきたいと思います。

企画を通して生み出す価値

まず勉強会で最初に、若手社員にしっかり理解してもらうことからスタートしました。

「なぜこのイベントをするのか」

私は若手社員に、”自分たちは味一番フードの社員として、価値を生み出すことができる人材なんだ”ということを体感してもらいたいと思っています。

自分たちで考え、創造し、提供することができるこの企画で、少しでも自信を持ち、失敗を恐れず挑戦する力をつけてほしい、そんな想いを伝えることから始まりました。

そして更に、”本陣らしさ”とはどんなものなのかを考えてもらいました。

勉強会の様子

”本陣らしさ”にこそ、普段からお店をご利用してくださるお客様が求めている価値があると思います。自分たちが提供できるものと、お客様が求めているものを考えたうえで、一人ひとり商品を考案してもらいました。

しっかり理解することで、より良い価値を生み出せる人材になると思っています。

個人で考案&発表

今回の題材はデザートということで、若手社員に1ヶ月間、各々デザートを考えてもらい、全社へ向けて発表を行ってもらいました。

商品を考案するうえで上司や店舗のスタッフさん、セントラルキッチン(※)の方々やご家族に、意見を聞き相談する人が多く、とても良い動きだと思いました。

※セントラルキッチンの紹介記事はこちら

自分ひとりで考えるのではなく、周りの人を巻き込むことで、仲間意識が芽生え応援してくれる人が増えたり、自分には思いつかなかったヒントを貰えたりします。そうすれば、販売するときにも一緒になって頑張ってくれる仲間を作ることに繋がります。

そして発表会当日。試食用も作ってきてもらい、会場にいる人たちに一口ずつ食べてもらいながら、商品アピールをしてもらいました。

どれも本当に美味しかったです!

みんな緊張気味でしたが、一生懸命発表してくれました。人前で伝えることもとても重要です。相手に伝わらない説明では、商品を選んでもらえない。伝えるスキルは普段の仕事の中でもとても大切です。

発表会が終わったあと全社投票を行い、そこで最終的に2品に絞られます。欲を言うと、個人的には全部販売したかったです。スイーツ好きな私には、それくらい全部美味しかったです!

全社投票で巻き込む!

全社投票は、全社員と店舗のスタッフさんにも投票してもらいました。

当事者意識を持ってもらい、一緒に本陣の期間限定スイーツを考える一員として居てほしい、という想いがあったため、みなさんに投票をお願いしました。

その結果、予想以上のスタッフさんが投票に参加してくださり、それぞれの候補について、たくさんのコメントを頂くことが出来ました。そのコメントは、最終的に選ばれなかった若手社員にも励みになり、選ばれた商品のブラッシュアップのヒントにもなったと思います。

そうして最終的に2つに絞られたデザートを、次は若手社員が2グループに分かれて、それぞれ担当になったデザートのブラッシュアップへと進みます。

この2品が全社投票で選ばれました

ブラッシュアップでは、最初にリサーチした”本陣らしさ”をもとに、更に良いものへと考えてもらいました。

そうして考えたデザートを商品開発部へ提案し、最終的な形が決まります。

緊張の商品開発部へ

いよいよ緊張の、商品開発部への発表会当日。商品開発部のみなさんに実際食べてもらいながら、グループで発表しました。

作り方、食材管理の仕方、見た目、お客様視点での食べた印象など、鋭い視点からフィードバックを受けました。どのコメントもとても勉強になり、自分たちには無い視点やアドバイスを受けました。

商品開発部への発表は緊張しました

普段店舗では、商品開発でどのようなやり取りが行われているのか知ることは出来ません。だからこそ、商品開発部の方々とこのようなやり取りをさせていただくことだけでもとても貴重な体験です。若手社員それぞれに良い刺激になったと思います。

そうして出来上がったデザート2品が、本陣全店での販売に向けて動き出しました!


販売開始!全社で力を合わせる

ここまで来たら、もう勉強会だけのものではなくなります。

デザートに使う食材を業者さんから仕入れたり、店頭に置くPOPを作成するため撮影したりと、社外の方々も含め準備が進められていきました。

店頭に置くボードも作ってお客様にお知らせ♪

そして、本陣全店での目標販売数も決め、全社で目標に向かって取り組みました。

勉強会で決めたこととして

・玄関のボードを作成すること
・店舗のスタッフ全員が試食し、味をしっかり伝えられるようにすること
・お客様に魅力的だと思っていただけるデザート紹介を行うこと

この3つは全店で最低限取り組んでもらえるよう、全社員へお願いしました。そして一週間ごとに自店の販促行動と販売数を共有し合い、みんなで盛り上げました。

毎週の報告では各店、それぞれ個性が見えてきました。

ある店舗では、社員が目標数をスタッフさんにしっかり伝え、売れるたびに喜び合い、スタッフのモチベーションを高めることに力を入れていました。

またある店舗では、デザートを頼まれる時を見計らっておすすめするという、タイミングとトーク力に力を入れていました。

お客様の立場に立って状況を考え、まずご来店時のお茶をお持ちする際に、イベントをしていることをお知らせし、お腹がいっぱいになる前にまず知ってもらうことに注力するといった店舗もありました。

販促の報告を見ていると、やはりイベントに協力的に取り組めている、チームワークの高い店舗が販売数を伸ばしているように感じました。また全店で共有し合ったことで、お互いの良いところを自店に活かし、次の販促へつなげ、全社で意識を高めあえたと思います。

結果ではあと2個というところで全体目標数には及びませんでしたが、それでも本陣スタッフ全員で取り組めたことが、とても嬉しく思います。


開発者&商品開発部の方にインタビュー

考案してくれた若手社員に、この企画を終えての感想を聞いてみました。

商品を開発し、実際に販売をしてみて一番嬉しかったのは、やはり直接お客様の反応を間近で見ることができたことです。

デザートをお客様の前にお出ししたときに、「すごい!美味しいそう!」と笑顔になっていただけたのがとても印象に残っています。
開発だけではなく、直接自分自身で販売も行ったからこそ得られた喜びだと思っています。
自分で考え出したものが実際に形になり、なおかつお客様の笑顔を生み出せたことは私にとってとても大きな自信になりました。

大人薫る抹茶ミルクプリン考案 Sさん

ターゲットを女性や家族層に絞ったり、食べられるタイミングを考えて商品を作りました。ですが、最初の試作段階では季節には合わない冷たさと、ターゲット層に合わない甘さ・食感の変化がなかったので、更に試行錯誤して今の商品に辿り着きました。

自分が思っていたよりも、商品を考えるのに時間をかけすぎて、試作の時間があまり取れなかったので、またやる機会があれば段取りを考えて商品を作って行きたいです。

商品を実際販売してみて、ただお客様の見える位置にメニューのPOPを置くのではなく、お客様にお勧めをする際、期間限定などの言葉を使ったり工夫することで販売数が伸びたので、今回のデザートに限らず、おすすめを継続していきたいと思いました。

りんごのコンポートアイス考案 Kさん

更に、商品開発をされている酒井部長より若手社員みんなへ、温かいお言葉を頂きました!

スイーツ対決、よく頑張りました!
アイディア出しから、プレゼン、試作、ブラッシュアップまで、よく考えて真剣に取り組んでくれて本当にありがたく頼もしくも思いました。

これからも決して諦めることなく、自らの意見を出し、店長やお店の従業員との対話を重ね議論して、最善の選択ができればもっと楽しくなるし、やりがいにもつながるのではと思います。

今回皆さんは本当に良い仕事をしたと思います。グッジョブ👍

昨年の10月から開始したこの企画は、若手社員にとっては、とても大変だったと思います。ですが大変だったからこそ、記憶に残る体験になり、学びになったと思います。この学びを忘れず、ぜひ自店の仕事に活かしてほしいです。

毎回学びが多いこのイベント。また今回の経験を来年のイベントにもしっかり活かし、パワーアップして来年また挑みたいと思います!

ご協力いただいたみなさん、本当にありがとうございました。


まとめ:若手社員の商品開発イベントは全社を巻き込んだ挑戦を学べるイベント

いかがでしたでしょうか?今回は味一番フードの教育の一環で開催された「商品開発イベント」についてご紹介しました。

「お客様に喜んでいただける商品を作りたい!」

「ワクワクできるような価値を生み出す仕事がしたい!」

という方は採用サイトからご連絡ください。最後まで読んでいただきありがとうございました!

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