Flat Share Magazine
新居に、こんな名前をつけた。
家賃は2,200円。
たった今、初めて中に入った。
まだ何もない部屋の中央でこれを書いている。
この部屋は、住むためではなく寄るためにある。
知りたい、聞きたい、話したい、好奇なのか探究なのか定かでない自分の心をゆるせる場。自分をひらくために、とじられるスペース。
気にしなくて良いことを気にしないでいられる空間を、ずっと欲していた。理由はひとつ。気になる人や物や事、それらをもっと気にしたいからだ。
「機会がない」「時間がない」「経験がない