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苦しい人へ、自由と筋肉と技術のはなし

まず先に謝ります。ベタな「自由の」画像ですみません。笑

体調を崩して、色々と思うところがあって、noteを始めて、少しずつ書いています。

「うつだった」シリーズを書いているうちに、色々書きたいことが出て来たので、今回のようにちょくちょく脱線しながらやっていこうと思います。

だって、note自体、自由だから。別に脱線してもいいよね?笑

さて、

どちらかと言うと、僕は自由に生きてきたほうだと思います。

学校の進路選択も、親に反対されながらも、なんだかんだ自分のやりたいようにさせてもらったし、職業選択もそうだし、普段の生活も空気を読まずに行動して「君は自由だな」と皮肉混じりに言われることもありました。今でもそうだと思います。

それでも、自分で会社を始めて、こうして体調崩すまでやって、改めて気づいたのですが、

まだまだ自由さが足りないな、と。

もっと自由にならないと、結局また同じように体調崩すな、と。

少し話が飛びますが(自由だと言われる人は話も飛びやすいです)、思考というものも、ある程度技術なのだと考えています。

そして技術というものを語り始めるとまた長いのですが、技術とは、

「何をするか」よりも「何をしないか」ということの方が大事である

ということだと思っています。

一つだけ例を出します。

身体が硬い人っていますよね。僕も元々かなり硬かったです。最近サボっててまた硬いですが・・・。

実は、技術で柔らかくすることができるんです。

その技術とは、「拮抗筋を適度に働かせない」ということです。

説明します。前屈で胴体を前に倒しますよね、その時に収縮するのは主に腿の前の筋肉(大腿四頭筋)です。その拮抗筋は、腿の裏の筋肉(ハムストリングス)です。このハムストリングスは、前屈運動が起きると、「身体が倒れる!」って無意識にビビって勝手に収縮しようとするんです。それを「適度にハムストリングス(拮抗筋)を働かせない」ことを意識するによって、前屈ができるかどうかが全然違ってきます。

試しにやってみてください。前屈して、その状態でハムストリングスに「大丈夫だよーもっと力抜いていいよー」と優しく声をかけるんです。10cmは伸びると思います。今、僕も久しぶりにやったら10cmは伸びました。

端折って書きましたが、これが前屈の技術です。

これで何本か記事書けますね。笑

さて、最近僕は、仕事量をなるべく減らして、疲れ過ぎないように調整しています。仕事量本当に少ないです。それでやりきれてない仕事もあって、迷惑をかけてしまっている方もいて申し訳ないです。

しかしそうやって「迷惑をかけてはいけない」「売り上げを出さなければいけない」「働かなければいけない」「期限は守らないといけない」という風に思うことで、どんどん苦しくなっていくことも事実です。

今回、身体を壊してしまったのも、そのせいでした。

売り上げを伸ばさないといけない。もっと自分が頑張らないといけない。

そうやって、無理して仕事して、結局体調を崩しました。

なので、ご迷惑かけそうな人に(既にかけている人に)大変申し訳ないのですが・・・。

一度思考を自由にするために、「〜しないといけない」というのを限りなく消してみています。

え、そこはやっておこうよ!みたいなことも、スルーしちゃったりするかもしれません。困った時は遠慮なく突っついてください。

LINEの返信も、これまでは次の日に持ち越すことはほとんどなかったのですが、かなりの量が溜まっていて、少しずつ返信しています。

「それってはっきり言って、できない人ですよね」

↑これ思った人いますよね。僕もずっとそう思ってましたし、今もそう思います。

僕もある頃まではLINEどころかメールの返信も当日に全部返してました。頑張って「できる人」やってました。そういう人が沢山いるからこそ、日本の仕事のクオリティが保たれています。それをやり続けられる人は素晴らしいです。素晴らしいし、羨ましいです。

でも、一度ダメになってしまったら、同じようにはやっていけない。

だから、前屈するときのハムストリングスがそうであるように、一度、これまで自分を守ってきたものを手放す勇気が必要だな、と思ったんです。

ハムストリングスは自分が倒れないように守ってくれているけど、それによって足元にあったものが拾えなかった。

勇気を出して、拮抗筋の力を抜いてみる。

もしかしたらそのまま前に倒れるかもしれない。

持っていたものを失うかもしれない。

それでも、今の状況をどうにかするために、今一度、思考の自由を手に入れるために、力を抜いてみる。

今回の記事は、「苦しい人」のためのものです。

まだまだ頑張れる人は、前屈のところだけ参考にしてください。笑

みなさんがより良く生きられますように。

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