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ながら食べをやめる「全集中」の食事、2日目。

この記事は、  #食事 #家事の重圧 #プチパニック #ストレス #全集中 #マインドフルネス #中今  #瞑想 #精神統一 #ながら食べをやめてみた #充足感 #ダイエットにもなるかな?  #感謝 #食べることと向き合うということ #家事のルーティン化 などについて書いています。何かしらお役に立てば幸いです。

プチパニックで自分のストレスに氣付く

今朝もダンナさんの出勤時間に合わせていつもより1時間早い目覚めでアタマもカラダもしばらく半覚醒。とにかく味噌汁をつくらねば、生ごみを出さなければ、と無理やり体を起こし、ボーっとしたまま自分の身支度は放念して朝の仕事に取り掛かる。睡眠時間が7時間にも満たないといつもこんな感じ。
ギリギリの時間になってしまったので、まだ立ち上がらないアタマで何となく作業に優先順位をつけ、ダンナさんと可燃ごみを何とか送り出した。

さて、私の時間がやってきた。今朝もお日様がまばゆい。これだけでようやくアタマも覚め氣分も上昇し始めてくれる。勢いつけて朝の家事を早く終わらせれば、今日はあれもこれもできそうだと思うと、徐々にアタマとカラダの回転数が勢いづいて上がっていく。しからば!、のスイッチでゴングが鳴った
食卓の食器を早く片付けて座って緑茶を美味しく飲みたいのでダイニングとキッチンを往復、その前に歯を磨きたいので洗面所へ、その間にお湯を沸かしたいので歯ブラシ咥えたままキッチンへ戻りヤカンを火にかける。すぐさま洗面所へ戻り、洗濯機に今日洗う衣類を裏表などチェックしながら投入、ハッと思い出し、ダンナさんの寝室へ移動してカーテン開け洗濯物を掘り出して洗面所に戻り、歯ブラシ咥えたままコースや水量を設定してバケツにぬるま湯と炭酸塩を投入して溶かしてから洗濯槽に移し、洗濯槽の水を出しながら水量と洗濯物のバランスを確認するまでの間に歯磨き終え、またキッチンに戻りヤカンの火を止め魔法瓶に移し、ダンナさんがつけたテレビを早く消して音楽を聴きたいので今日録画したい番組をチェックして、HDDの空きが足りないから録画番組消して…
と整理して書けばこんな具合だけど、アタマの回転数が上がりきってない状態だとさらに処理能力が上がらないワーキングメモリーがパンクしてプチパニックになり、移動してはそこで目についたことに手を出し、段取りや順序がしっちゃかめっちゃか右往左往するという始末。それでも何とか処理せねばお茶も啜(すす)れないので、非効率だろうととにかく動いて片付ける。 疲れるはずである

「食べものとちゃんと向き合う」ことの意味に氣付く

毎朝、このストレスに耐える報酬として、洗濯の待ち時間に好きな番組を観ながら軽食&コーヒータイムを取ることにしており、この報酬を楽しみにしている。今日もそこを目指して、しっちゃかめっちゃかでもとにかくこの時間を迎えた。そこでハタと氣付いて固まった
”テレビ(アニメ)を見ながら食べられないのか…”
そう、昨日公言してしまったのだから。

でも今の私は昨日までの私ではない。ここはひとつ、
”ま、いっか” を返上し、考えをシフトしよう!
固まって止まったついでに、一旦深呼吸して呼吸を整える。すると交感神経が少し鎮静化し、回転数の上がりすぎたアタマが落ち着きを取り戻し始める。
”そうだ。昨日Webで自ら世界に向かって公言したんだ。1日坊主は恥ずかしすぎる…”
と自分から少し離れて自分を引きで見ることができると、アタマが少し冷め、さらに交感神経が鎮静化し、副交感神経が優位になってくる。するとさらに冷静に一歩進んだ思考が可能になってくる。
テーブルに置いた6Pチーズと千葉の皮付き落花生、温めた低温殺菌牛乳、コーヒー、Cacao88のチョコレート、カブの塩漬け、プチトマト、キウイフルーツをじっと眺めて想いに集中する。まさに「全集中」の食事
”これらだって一所懸命働いて作ってくれた人たちが向こう側にいる…”
そう思うと、何のためらいもなくテレビの電源ボタンを切ることができた

椅子に腰かけ、目の前の食べ物たちを見つめながら深い呼吸を一つ二つして、交感神経が鎮まり肩の力が抜けるのを、自分の内側を見つめながら待つ。そして、「氣」が ”(アタマから)落ち、(腹の底=丹田に)着いた” ところで手を合わせ、”感謝” を ”意” 祝(の)る

一つ一つをちゃんと味わう。香り、歯触りを確かめながら、作ってくれた人を想う。最初はちょっとまどろっこしい気がよぎる。これを ”義務” にすれば食べることを楽しめなくなるし、あまりゆっくりやれば洗濯機から呼び出される。朝の時間は貴重だ…ここで一つのルールを思いついた。
「全部はできなくていい。」ということにしよう。そう思うとスッと楽になり、また目の前の食べ物に自然に向き合えた。

口に含み味わっているうちに、あれやこれやと食べ物と関係ない考え事が浮かぶ。でも、「OK」そのことに氣づいたらまた食べ物に意識を戻すまた別の考えが浮かぶ・・・流す。「これでいい」。
そう、これは今から13年前にスピリチュアルカウンセラーの師から学んだ精神統一の方法。瞑想マインドフルネスとほぼ同じ、一つのことに集中する時のコツそのとき自分が感じていること、頭に浮かぶことを受け入れつつ、軌道を戻して進んでいく
「これでいい。」

そうしていただいていくと、準備している時は「少し物足りない氣がするからパンを出そうかな」と思っていたのに、いただいていくうちに確かな充足感を感じていた。20分かけて食べ終えると「十分足りる」という満足感がしっかりあって、やはり今日もこれだけで終えることができた。
これまでなら番組予約をしたりYouTubeを見たりしてあれこれ考えながら口にポンポン放り込み、 ”とりあえず” 食べていた。食べ終えても物足りない感じがして、お菓子をテーブルに出しておいて横を通るたびに口に放り込みながら昼を迎えていたのに。もしかしてダイエットにもなるかな?

まだ全容は多分分かっていないけど、「食べものと向き合う」ということの意味とは、きっとこういうことなんだろう。

楽しむこともマルチタスクでは充分に味わえない

後で改めて氣付いたのは、「コーヒーと娯楽」という二つの楽しみをセットにすることで「楽しみが倍増する」と思い込んでいたということ。お酒を飲みながら友達とワイワイ騒ぐのと似ている。一般的の人はそれができているのかもしれないが、私のようにワーキングメモリーが小さく過集中傾向があると、二つのことを同時に味わう・楽しむというのは実はできていないのかもしれないと思った。コーヒーでもチーズでも最初の一口だけ味を感じたらあとは見ている番組に集中しているので二口目からはコーヒーの味など実は殆ど感じていなかったりする。そのこと自体に今回やっと氣付いたくらい、自分のしていることを認識できていない。まだまだ氣付いてないことがありそうだなあ。

子育てという仕事を毎日こなすスゴさ

そして今日改めて書いておきたいのは、私が大人2人分でさえあたふたやっている家事を、世の子育て中のシュフの皆々様はこの数倍とも思われる仕事を多分私の数分の1の時間でやってのけているということ。本当に心から尊敬している。ものすごい活力と効率性との技である。朝から会社で働く人と何ら変わらない仕事をされている。
私も仕事になるとモードがガラッと切り替わり氣合い全開で案外バリバリやるのだけれど、家事となると全く氣合いが入らないのでこうなる(笑)

避けてきた家事のルーティン化

この機会に、新たに好きなことをする時間を生み出すためにも、家事のすすめ方を改めて見直そうと思う。
これまで私自身もダンナさんも出勤時間や働き方が通年で変動しており、それによって寝る時間もまちまちになり、時間に沿った規則正しい生活というのを年単位でしたことがなく、私の家事はルーティン化している作業が一般的なシュフより多分少ないのではないかと思う。つまりその日その日で考えてやっていることが多いということで、会社の仕事では当然やっていても家庭の中でもそれをやるのには息が抜けない負担感があった。一応それを認識はしていて、毎日その都度考えることにも長所もあるので良しとしてきた。でもやはり、もう少し毎日必ずやることを決めて固定化した方が楽になるし、時間も短縮できるのは確かだと思うので、今日からでも毎日、一日の家事とやりたいことをスケジューリングして効率化、ルーティン化してみようと思う。
おっと、2つ目の公言だ!大丈夫か?私?笑
いや、大丈夫。予定通りいかなくたっていい。とにかくやってみよう。

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