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not music but music

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音楽を周辺から見てみよう。音楽にこだわり過ぎなくても良いかもしれない。音楽は好きだけど、時々嫌いになりそうになる。いや、もう少し音楽を広くしよう。そういう集合体を作りたくて、この… もっと読む
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2020年11月の記事一覧

その14 奥行のある絵

その14 奥行のある絵

 ありそうだけどどこにも存在しない、自分だけの景色をたぶんみんな持っていると思う。わたしの場合は白い積み木みたいな家が立ち並ぶ小さな集落を俯瞰していたり、植物にまみれた高層の建物だったり、セピア色の街の日なただったりして、日々そんな景色が頭をよぎるたびちょっとほっとする。自分も絵が描けて、具現化できたらどんなにいいだろうといつも思う。
 自分では描けないので、好きな絵を思い浮かべるだけでも落ち着い

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BEAT COMPILATION BLOG 2020

BEAT COMPILATION BLOG 2020

おはよう
なんと、この時期に蚊がいやがる
嘘じゃないよ?マジでいたの
痒くて朝5時に起きちゃった
でも、そのおかげで早起き出来たから
良しとしてやるぜ
俺の汚れた血を吸え!ことGPPです
ズィーーーヤ
あ、このズィーーーヤに意味はないです
僕の鳴き声です
ゴリラで言うところのドラミングです
えーとですね、ご存知の通りだと思いますが
僕は常にイライラしてます
またまた、脈絡がないブログでごめんよ

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ボーカロイドを"読む"~しま氏監修のボーカロイドガイド本をみんなに紹介してみよう、の話④

ボーカロイドを"読む"~しま氏監修のボーカロイドガイド本をみんなに紹介してみよう、の話④

どーも、kthn.です。この連載はしま"氏監修のボーカロイド本を紹介しておりまして、ナンバリングは④と符ってありますが、通算3冊目の紹介と相成ります。
よろしければ前回の記事なども合わせて一読頂けると幸いです。

ボカロカルチャーの座右に冠する書物、と言っても良い程の貴重な資料やインタビューを纏めた偉大なる前2冊がドロップされ、一年が過ぎた頃。
自分の周囲でも「初音ミク記事も10周年ブーストが尽き

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チェンソーマンと鬼滅は同居出来るか、そして益荒男さん

チェンソーマンと鬼滅は同居出来るか、そして益荒男さん

※若干ネタバレを含む感想なので、読んでない人は読まないでね。

ここ最近のジャンプはかなりやばいですね。後々第二の黄金期って話になってもおかしくない気がしてる。

約束のネバーランド、鬼滅の刃、ヒロアカ、チェンソーマン、呪術、、、

あたりが同時進行してた辺りはとんでもないなコレって感じがしてました。

しかし売れてる作品をあっさり終わらせるようになった今のジャンプ。長期連載も作者の意向を踏まえる

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Not music but music, so strange but pop

Not music but music, so strange but pop

「『海岸ホテル』閉じた鎧戸つきの館がゆっくりと後方に遠ざかる」。タチが描く休暇のおしまい。ユロの終わらない夏休み。終わるものが遠ざかり、終わらないものが共にいるからこそ物語が生まれる。あるいは終わらないものが去るからこそ物語は終わることができる。アラン・ロマンがこの物語に残したフレーズの断片はまさにその終わりに、あるいははじまりに相応しい。

さて、アラン・ロマン同様に断片が断片のまま一望すること

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ボーカロイドを"読む"~しま氏監修のボーカロイドガイド本をみんなに紹介してみよう、の話③

ボーカロイドを"読む"~しま氏監修のボーカロイドガイド本をみんなに紹介してみよう、の話③

どーも、kthn.です。この連載は"しま"氏監修のボーカロイド本を特集しております。

前回、資料としてかなり優秀なボーカロイド本を編纂してしまったしま氏。
そのボーカロイド文化に対する多大なる愛情と知識、そして情熱の結果が翌年に又してもP-ヴァインからボーカロイド本を出版…という形で結実してしまう(笑)。

その結果がコチラ。

・ボーカロイド音楽の世界 2017
前回のしま氏監修の著書「別冊e

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