Live配信Vol.2 ウガンダ・インドネシアの教育ってどんなだろう?
こんにちは、インターンのありあです!🌞
今回は引き続き、ナイジェリア・ウガンダ・インドネシアの3か国が参加したairfunding第一回目のライブ配信の内容をお届けしていきます。前回の投稿では各NGOとオーナーの紹介・ナイジェリアの教育についてまとめました。そちらも合わせてご覧いただくとより理解を深めていただけると思いますのでぜひチェックしてみてください!またそれぞれのNGOの活動や成り立ちなど詳しい情報も過去のnoteに掲載していますのであわせてご覧ください!
今回はウガンダとインドネシアそれぞれのNGOオーナーから教育の現状や問題点についてお聞きしました。
ウガンダの教育の現状、学校に通えなくなってしまうのはなぜ?
ウガンダで活動をしているFaith Angels Ministry 創始者のアンドリューさんは、国での教育管理の方法にについてこう語ります。
「ウガンダの教育は政府の教育省により運営されています。
幼稚園に3年間、小学校に7年間、中学校が4年間、高校が2年間、その後が大学と言う流れになっています。大学は学ぶ内容によって修学年数が異なります。」
ウガンダの一般的な教育システムは日本とは少し異なっていることがわかりますね。日本では幼稚園が3年、小学校が6年、中学校が3年、高校が3年その後大学進学という流れなので大きな差はありませんが国による教育の違いが見受けられます。
こちらはFaith Angels Ministryが運営する学校で勉強をする小学生の様子です。日本とは違うところもありますがどの国でも助け合って勉強する姿は同じですね!✨
しかし!教育の年数などシステムは定まっているもののなかなか普及していないようで、教育に関する問題は多くあるとアンドリューさんは話します。
「現在ウガンダが教育面で抱える問題は様々です。
①高校を中退してしまう人が多い ②学校に通っている学生が妊娠してしまう ③親が若いため子供の教育に対する知識や理解が乏しい、などがあります。」
提供する側にも受ける側にも問題があると言われる後進国の教育システム。アンドリューさんが挙げている問題点として大きく影響しているものは、受ける側の教育へ対する意識や関心度が大きく関わっています。
なぜ意識・関心が薄いのか?
これらには社会的な負の連鎖が影響しています。
金銭的な問題、若くに子供を産み自身も教育を受けずに育つため、学校へ行くことへの理解がない、働く方法に限りが出るため資金に余裕がなくなる、などです。
教育が必要であることは明確ですが、普及率や教育を受ける側の問題が解決が急がれます。負のループを断ち切るための支援が必要だと言えます。
Faith Angels Ministryではこのような負の連鎖を断ち切るために、貧困地域の子供達に対する支援や教育の普及に力を入れて取り組んでいます。
しかし限られた資金と時間で多くの子供達に教育を提供するのはとても難しいのが現状です。そこで、私たちができる一つの支援の方法をAirfunding海外NGO応援プログラムで提供しています。
faith Angels Ministryへの支援はこちらから↓
インドネシアの義務教育システムって実際どうなの...?
続いてインドネシアの教育の現状についても伺いました。Sasak Satu Swaraのオーナーレヴィさんはインドネシアの教育システムについてこう説明します。
「インドネシアの教育は実際良い方だと考えています。政府が運営しているシステムにより義務教育として9年間まで無料で教育を受けることができるからです。」
この年数は日本の義務教育年数と同じですね。つまり中学3年生相当までは学費は無料で教育を受けることができると言うことになります。これを見ると一見インドネシアの教育機関はシステムも確立し大きな問題がないのでは...と思いましたが、レヴィさんはさらにこう続けています。
「しかし、このシステムが本当に上手く機能しているかといえばそうではないと思います。このシステムはただの理論に過ぎずいくら教育費は無料だとしても学校に通うことでお金はかかってしまいます。このような状況だとすべての子どもがお金に余裕があるわけではないので、その結果学校に行くことができない子供も多くなってくるのです。」
つまりインドネシアでは
・9年間の義務教育は無料
・義務教育で無料であるがお金がなく学校に通うことができない
と言う矛盾が生まれてしまっているのです。またこの義務教育を完了していない人数は約4割ほどでシステムの普及率の低さと言うのはインドネシアの教育において大きな問題であると言えます。
インドネシアの文化・教育がグローバル化の影響を受けている!?
さらにインドネシアではもう一つ深刻な問題があることをお話ししていただきました。
「インドネシアではモラルの問題...つまり道徳的な問題が教育の現場で起きています。グローバル化による西洋文化の進出によりインドネシアで根強く残っている独自の文化が悪化してしまっています。授業内で道徳について学ぶ機会が失われつつあります。」
ここで言う『道徳的』とはインドネシアの文化を踏まえて
・周りの人に対してどのように接していくのか
・どうやって相互理解を深めていくのか
・神様にどのように接していくか
と言うような勉強だけでは学べない心のつながりを指すようです。
インドネシアは島国なので、それぞれの島ごとに独自の文化やコミュニティが形成され大事に守られてきました。そのため島の中にある学校は人と関わる機会が多くコミュニティとしてのあり方を学ぶ一つの機関だったのかもしれません。しかし近代の西洋化の流れでこのような文化が消えつつあるのではないでしょうか。新しく入ってきた文化と既存の文化の共存については全世界に共通する課題といっても過言ではないと思います。
Sasak satu Swaraへの支援はこちらから↓
さいごに
ウガンダとインドネシアの教育の現状や問題点についてまとめてきましたがいかがでしたか?教育が必要という概念は同じでも、国によって内容や政策は異なることが情報を比較することでわかって頂けたと思います。さらに各国が抱える文化的・金銭的な問題についても明らかになりました。
各国で教育を子供達に普及させるためにNGOは日々活動に取り組んでいます。しかし大きな影響力・資金力があるわけではないので外部の支援が重要になっていくのではないでしょうか。
Airfunding海外NGO応援プログラムでは誰かの役に立ちたいそんな一歩を後押しできるような、クラウドファンディングを実施しています。皆様の支援が彼らの大きな原動力へ変わり、教育を受けることができる子供を増やすことができます!
またきになるプロジェクトのリンクをシェアするだけでも参加いただけますよ👍
もしみなさんが各国の教育省で働き様々な問題がある地域に教育を推進していくとしたらどのようなアプローチを取りますか?また離れた場所にいる私たちにできることはなんだと思いますか?一個人の意見としては現状を少しでも知ることが小さな支援になると思っています。また情報を他人にシェアすることも簡単に始められる協力になるかもしれません!もしみなさんのアイデアがあったらぜひコメント欄で教えてください!👌
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