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NGO紹介#2 Sasak Satu Swara インドネシア

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Selmat siang!!皆様いかがお過ごしでしょうか。インターンのありあです。
冒頭の挨拶、タイトルから想像した方もいらっしゃるかと思いますが、今日はAirfunding海外NGO応援プログラムに参加しているインドネシアのSasak Satu Swaraを紹介していきます。(ちなみにselamat siang とはインドネシア語でこんにちはという意味です!)

それではインドネシアとNGOのSasak Satu Swaraについて紹介していきます。

インドネシアの基本情報

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はじめにインドネシアの基本情報について整理しておきたいと思います。インドネシアは日本の南側、東南アジアと呼ばれる地域に位置している国です。日本からインドネシアまでは約11時間のフライトを要します。インドネシアは国全体が何千もの火山島から成り立っています。島国という点では日本とも共通点がありますね。それぞれの島ごとの独自の文化や言語が存在していて、非常に多様性のある国となっています。今回紹介するNGOはインドネシアのロンボク島で活動をしています。インドネシアといえばリゾート地で有名なバリ島、食べ物ならナシゴレンやミーゴレンなどは一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

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インドネシアの人口は約2億7300万人、一人当たりのGDP(国内総生産)は3893ドルとなっています。日本のGDPは約40146ドルであるので、差から経済状況の不安定さを理解することができます。
また、インドネシア内では就学率が問題視されています。初等教育の就学率はインドネシア全体で85%、中等教育の就学率は都市圏が65%、ロンボク島では52%となっています。初等教育・中等教育は義務教育であるため無使用で提供されますが、その後の高等教育は有償であり、低賃金で働く農村部の人々にとってはかなりの高額です。よって学費を払うことが難しく、大学進学はとても難しい状況となっています。

Sasak Satu Swara のミッションとビジョン

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ロンボク島では貧困のせいで地域の人材が流出していってしまうことを問題視しています。十分な教育を受けることができないため島から出て国外への移住余儀なくされています。女性の多くはサウジアラビアへ、男性はマレーシアでそれぞれ労働をすることが多いです。どちらも非正規の雇用であり低い賃金での労働に頼らなければならない状況です。

Sasak Satu Swaraのミッションはロンボク島の農村地域に学校を建設し、無償の教育を提供することです。国外へ地域の人材が流出する機会を減らそうと教育を充実させ将来のビジョンとしては農村部の発展に貢献し経済的にも自立できる若者を育てることが目標です。

適切な教育の機会を作り出すことで地域の子供達がより良い仕事につき、結果的には未来の彼らの子供達も教育が受けられるようなサイクルを作り出すことができます。そんなきっかけを作るためにSasak Satu Swara では教育面でのサポートを実施しています。

Sasak Satu Swaraは設立されたばかりの新しいNGOです。2020年に学校建設にかかる費用を集めてから今もより多くの子供への無償教育の提供に力を入れています。

皆様のご支援が、ロンボク島Sasak Satu Swaraの大きな後押しになります。教育での地域活性化を目指す彼らの今後の動向にぜひ注目をお願いします!




Sasak satu Swara 公式Facebook
https://www.facebook.com/puyungkampung/


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