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【UEFA EURO 2020 #7】この代表はこれからだ

¡Hola,Buenas tardes!
こんにちは。えあっちです。

つい先程まで行われていたサッカー欧州選手権『UEFA EURO 2020』準決勝 イタリア-スペイン戦。

結果はPK戦の末、スペインが敗れ、この大会から去ることになりました。

これまで攻守共にガッチリと噛み合ってきたイタリア。この試合は、スペインのパスサッカーに翻弄され、守勢に回る場面が多々ありましたが、一瞬のチャンスを見逃さないmin.60のキエーザの先制ゴールはお見事でした。

スペインを応援していた一人としては残念な気持ちがありますが
(モラタのPK。嫌な予感はしてましたが…)
これも運命ということで受け止めます。

さて。スペインを応援していたということで、スペイン目線でこの記事を展開していきます。イタリアのファンの皆様。すみません…

■存在感ありすぎのセルヒオ・ブスケツ

この試合だけとは限りませんが、これまでのスペインの歩みを語る上では、"キャプテン"セルヒオ・ブスケツの存在なくしては語れないです。

新型コロナの影響で、グループステージ第1戦の対スウェーデン戦、第2戦の対ポーランド戦を欠場したブスケツ。

この2戦を観てますと、パスを回すがただパスを繋げるだけで、そこから先に何も生まれないという、工夫のないスペインの戦いっぷりが続きました。

そして迎えた第3戦の対スロバキア戦にブスケツが復帰してからのスペインは、パスサッカーにメリハリがついて、有効的なボール回しを続けての試合展開を披露していたように映りました。

ボールを持った時の散らし方は当然で、オフザボールでの位置取りも見事でした。相手の攻撃のチャンスの芽を摘み、チームに安定感をもたらしたのがブスケツでした。

イタリア戦でイエローカードはもらいましたが、カードが提示された後も攻守両面での活躍を続けたことは特筆に値するでしょう。

ブスケツも当然素晴らしかったです。そして。こちらも素晴らしかったですねぇ。

■若き選手たちの台頭

ブスケツが存在感を発揮したのと同時に、若い代表選手たちの躍動も見逃せないところでしょうか。

GKのレギュラーとして定着したウナイ・シモン。DFのパウ・トーレスにエリック・ガルシア。FWのフェラン・トーレスにダニ・オルモと、可能性を見出される20代前半の選手たちがスペインを牽引してました。

そんな若手の選手の中でも、MFペドリの存在感が群を抜いてましたね。

イタリア戦までほぼ出ずっぱり。疲れ等が心配しましたが、常にボールの予測が早いですし、パスをきっちり供給する能力がずば抜けている。イタリア戦では、前半終了後でのデータで、パス成功率100%という、信じられない数値をマーク。

パスサッカーを信条とするスペインサッカーを体現しているかのようでした。

何よりもブスケツとペドリが、同じFCバルセロナ所属というのも、プラスに作用した面はあるかもしれません。

が。ペドリが今日の経験を糧にすれば、数年後にはスペインの、いや、世界のフットボールシーンを席捲する逸材であるのを確信しました。
(ペドリは東京五輪でもスペイン代表として来日しますが、体調面大丈夫ですか??)

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この夏のスペイン代表の"旅路”は、ここで終わりました。

が、次に繋がる種を撒いたとは強く感じます。

次のカタールW杯に向けて、このスペイン代表はまだまだ成長する。

そう信じることにします。

さて。決勝戦でのイタリアの対戦国はイングランドか?デンマークか?

サッカーの母国か?奇跡再びか?

こちらも注目のゲームになりますね。楽しみ。

最後までお付き合い下さり、ありがとうございます。
¡Hasta la proxima!



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