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私は私を成仏させるために小さい頃から欲しかったものをかう

4個下の男の子にもっと衝動的に買い物しなよ、キラキラする買い物しなよ、節約とかそういうの考えるのは、結婚して家庭持ってからでいいよ、って言われて、確かになってなりました。これだけ生きていていつまで節約人生送れば良いんだろうってなったのでたしかになってなりました。

小さい頃からの私の供養として、小さい頃から欲しかった物をひとつずつ買っています。そしてシルバニアファミリーを買います。小さい頃からの私を成仏させるように。

シルバニアファミリーって、ひと家族ずつ売ってて、幸せそうなひと家庭がセットで売ってて、そうやって売ってるやつは買う気が失せるので、赤ちゃんセットとか、子供たちキラキラセットとか、そういうのを買います。

母ウサギ、余裕そうな父ウサギ、女の子どもウサギ、男の子どもウサギ、みたいな絵に描いたようなふわふわ幸せの押売りファミリーは欲しくないです。

自分でシルバニアファミリーを調べていて、当時は高いからって絶対買ってもらえなかったけど、よく調べたらそこまで高くない額だったので、そんな計算もできない、やりくりもしてくれなかった母親に余計悲しくなった。

大人になって思ったけど、思ったより子どもの頃からの傷って深いんだなって思った。子どもの時からさせてもらえなかったことが今でも影響している。その時その時期にさせてもらえないとどんどん深刻になっていくだけ。思ったよりだいぶ拗れていて根が深いなって気づいちゃって人生がくそみたいに思えてきた。

私があと欲しい物は、大きなテディベアと、おジャ魔女どれみのペペルトポロンと、ピンクのローラーブレードなんかがある。

おジャ魔女どれみのペペルトポロンなんかはもう手に入らない。

今日トイザらスに行ったら、あれもこれも欲しかったなって思い出してしまって、また悲しくなった。そこまで高くない金額だった。

私は小さいときからの私を成仏させるために供養のために、ほしかったものをあげる必要がある。

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