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#好きなことで生きていく vol.1 駄菓子屋ハンター土橋さん

これまでに350軒以上の駄菓子屋を訪ね歩いてきた「駄菓子屋ハンター」の土橋真さん。いま世間を賑わせる(?!)コラボ駄菓子や、『マツコの知らない世界』出演後の反響、今回の #好きなことで生きていく ~お悩み相談会~ イベントへの意気込みをお聞きしました。

駄菓子屋を巡るようになったのはなぜ?

土橋:記録ですね。駄菓子屋って、実は地域の「教育機関」なんです。現代の寺子屋と言ってもいいかな。対人コミュニケーションが不足しがちなこの時代に、大人と子どもの会話が活発になされている。子どもたちは駄菓子屋に通うことで、人との接し方を学んでいるんですよ。そんな駄菓子屋のよさを世の中に伝えていくために、ブログを始めました。

僕は当時、前職を辞めた頃でしたから、駄菓子屋巡りを始めるにはいいタイミングだったのかもしれません。会社員として平日に働いていたら、そんな寺子屋的な光景を見ることはなかったでしょうから。ある日ふらっと寄った駄菓子屋で、「ここら辺ってまだ他にも駄菓子屋さんあるんですか?」と店主にお聞きしたら、「まだまだいっぱいあるよ」と教えてもらって。その数に軽く衝撃を受けましたね。それから駄菓子屋をハシゴするようになり、気づけばパソコンに駄菓子屋の情報を記録していました(笑)

『マツコの知らない世界』出演後、反響は?

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土橋:嬉しい変化がありました!以前は駄菓子屋ハンターを名乗ると、「何それ・・・」と小馬鹿にされたり、笑われることが多かったのですが、いまでは全くなくなりました。駄菓子屋巡りをしていると、お店の方から声をかけてもらえることも増えたんです。

また、本業の方にもいい影響がありました。取引先の会社に駄菓子を持ちよると、話のスタートに弾みがつくんです。番組を観たお客様から周辺の駄菓子屋の情報を教えていただき、次に訪問した時に、感想をフィードバックしています。駄菓子がコミュニケーションの潤滑液になっているんです。おかげで、本業と副業でうまく相乗効果が出ています。いいサイクルが回っていますよ!

いまイチオシの駄菓子は?

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土橋:うーん、そうですね。コラボ駄菓子かな。たとえば、いま気になっているのが昨年発売された「ミニコーラ氷」「ミニサワー氷」。これは、ミニコーラで有名なお菓子メーカーのオリオンと、アイスの製造・販売を手がけるセリア・ロイルとのコラボ商品。セリア・ロイル社員の娘さんのおねだりがきっかけで実現したアイスだそうで、まさに子供の夢を体現した駄菓子と言えます。これはまだ駄菓子屋で見つけられていないので、早く食べてみたいです。

他にも、山梨県の銘菓である信玄餅とチロルチョコがコラボした「チロルチョコ〈桔梗信玄餅〉」。あとは、懐かしのクッピーラムネとフィリックスガムがタッグを組んだ「クッピーラムネガム」などがあります。最近は、地方の名産品や企業どうしがコラボする「コラボ駄菓子」が流行っていますね。昔からある駄菓子も、そのままに見えて実は新しいことに挑戦しているんですよ。

駄菓子屋ハンターを本業にしない理由は?

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土橋:本業あっての駄菓子屋ハンターなので、いまは駄菓子屋巡りでお金儲けをしようとは思っていません。でもいずれは収益化したいです。そのためにも、駄菓子屋巡りへの垣根を無くして、これからのトレンドにしていきたいですね。ゆくゆくはもう一つの肩書きである「駄菓子屋研究家」として文化論を語ったり、海外に向けて駄菓子を発信したり。「土橋真の駄菓子屋ツアー」なんてやったら楽しそうだなと(笑)
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12月3日に開催されるオンラインイベントでは、僕を含めて3名がゲストとして登場します。「好きなことで生きていく」をテーマに、本業や副業に「好きなこと」をどう活かせばいいのか、僕たちの目線でお話しできればと思っています。「好きなことはあるけれど、なんとなく趣味止まり。それ以上の何かにしたい」「駄菓子が好きでたまらない!」「よく知らないけど面白そうだから体験してみたい」など、いろんな方がいらっしゃるかと思いますが、まずは何も考えず、飛び込んできてください。お待ちしております!

オンラインイベント詳細

開催日時:12月3日 (木) 20:00~21:30 @オンライン Zoom
ゲスト:今野隆吾、土橋真、櫨山貴之 (敬称略)
参加方法:https://tabica.jp/travels/30877
企画:TABICA 広報 ジャーファンファン/ 尾浜あづさ

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