小さな幸せちゃんがやってくる

こんにちは、愛音です

当たり前の毎日
それが私を強くしてくれます

朝は父より先に目覚めて神様のお水を変えます
【今日も1日よろしくお願いします】
毎日、毎朝、何年も同じ言葉を神様へ

父が起きて挨拶をした後は
【今日の天気は？】
【曇だよ】
【曇だと洗濯は微妙か】
【ちょっと待ってくださいね〜
えーと…明日の方が晴れで気温も高いかな】
【じゃあ洗濯は明日にしよう】
【了解です】
私がスマホで天気を調べて
洗濯をする、しない、を決めています

そしてそれぞれが朝ごはんを食べ終え
私はカフェオレタイムで
父は部屋から庭の観察タイム
真夏は庭の手入れも出来ず
最近少しずつ手を加え始めました
汗だくになりながら、庭の手入れ
正直これは理解できない(笑)
だって倒れたらどうするの！？
【好きなことして死ねたら悔いはない】
【あるでしょ、もっと悔いを感じようよ(笑)】
どうでもいいことを話せるこの時間
毎朝のことだけど幸せです

今でこそ父と何でも話していますが
10代では考えられなかったことです
部屋に閉じ籠もり
話しかけられたら返事は首を縦か横かに振る
喋れるはずが、喋りたくない、
大嫌いな自分の声なんて聞きたくない

父も母もその私を否定しませんでした
【話したくなったらいつでも話そうね
待ってるから】
目の前の私を認めてくれました

そこから20年近い時間をかけると
ほんとに何でも話せるようになりました

朝、無言で父と過ごすなんてあり得ないこと

見た夢の話とか
庭にいるトカゲちゃん家族
庭を横切る野良猫さん
タイトルもつけられないどうでもいい話
何でも話してます

話すことで親子の絆はより強くなります
…というカッコいい話ではなくて…
話したいことがあるから話し出す
すごくシンプルです

このシンプルな生活を掴むのに
ものすごい時間をかけたけれど
時間をかけた分、幸せの密度は濃い

朝起きて、神様のお水を変えて
父と洗濯会議をして、
カフェオレタイムにどうでもいい話をする
キラキラした派手な時間ではないけど
小さな幸せちゃんが
トコトコと可愛い足音を立てて
こちらへ向かってくれる
そんな時間です

小さな幸せちゃんのおかげで
今日も私も父も笑顔です
(*°ω°*)♡

＊愛音＊

2024/09/22
今出来ないことが
一生出来ない
そんなことにはならない