ゲームはいつも始まっているから
こんにちは、愛音です
皆さんは自分は向上心や、やる気がある!と思いますか?あるいは、周りからの評価で向上心ありますね!と言われたりしますか?
私は向上心、やる気、という言葉に負けてしまいやすくて、自分ではこの2つの言葉を使うことはありません。使えば使うほど嘘っぽくなっちゃいます。
それでも全くやる気がないとか、上なんて目指さないよー、ではないからなにか別の表現を探しました。重たくなく、かつ適した表現をしてくれる言葉はこの世にないものか?
探し当てた言葉が【オセロ】でした。あの2人で白と黒、互いの陣地をどれだけ多く取れるか競うゲームのオセロです。
対戦相手は自分自身です。向き合ってボードにオセロを並べていく。しばらく【私】が不利だとして、どうして不利なのか考えていきます。なぜ【相手】はこんなに多く陣地を取れるのか?次はどこに並べればゲームをひっくり返す事ができるのか?
考えいくと辛くなったり、嫌になる方も中にはいるかもしれません。【相手】は自分自身だから、自分と向き合うのは楽ではないです。
でも【相手】の隙を見て、1つのオセロを置いたとき、それが自分の色にひっくり返るところを見たくて仕方ないんです。その為のゲーム展開を考えれば考えるほどワクワクしてきます。
オセロを逆転させるための作業を世間一般では向上心、と呼ぶようです。自分を越えて、新たな場に立つ為の向上心。
でも向上心、なんて難しい言葉よりも楽しくて、ワクワクして、心に一瞬ピリッと緊張が走るオセロゲーム、と表す方がやっぱり好きです。
また、壁があるとやる気を無くしたり、放り投げたり、止めたくなる人がいる中、私には常にオセロのボードが用意されています。
支援員の方からは壁があると逆に楽しむなんて向上心がとても強い、と評価されました。ただ私としては自分や壁に勝ちたくて、向き合いゲーム展開を楽しみたくて、その走る緊張感すら面白い!と感じてしまう特異体質なだけです。
それにどんなに難しいことも【ゲーム】と言われると楽しめちゃう気がしませんか?ゲームを続けているからきっとこうして生きています。向上心?やる気?自己肯定感?そんなんじゃないです。そんな立派な言葉は私には似合いません。
いつだって遊びたいだけです
この人生を面白可笑しく遊び尽くしたい!
頭を抱えながらも実は心ではニコニコしていたりします。たった1つを置いたとき、ボードの色が変わっていくなんて想像するだけで楽しくて仕方ないから。
あなたも終わらないゲームを始めませんか?
1つの行動から逆転可能なワクワクするゲームを
*愛音*