カフェで泣いた日

5年以上前のこと
小学生からの心友ちゃんとカフェでランチをしたときの話です
久しぶり～、と楽しく話して美味しいランチを食べて
恋バナの話になりました

誰か結婚したとか、誰は同棲中だとか、
ふと心友ちゃんに「結婚はしないの？」と聞きました
左手の薬指に指輪がなくて彼氏いないのかな？と思って
すると返事は幸せそうな顔をして「実はするんだ♪」でした

この言葉で心がグラグラ揺れて、頭はパンクしそうに

心友ちゃんは優しくて、可愛くて、努力家で、人気者
私のことを不登校になってからもとても気にかけてくれてたんです
その彼女が結婚、もう頼れない、結婚の幸せに浸ったら
私のことなんて忘れてしまう、、！

周りにお客さんがいたけれど涙が流れてしまいました
「愛ちゃん？愛ちゃん？」
「生きてて…楽しい？」
「……」
「遠くに、行かないで…！」

自己中心的で素直な言葉でした
でも言わずにはいられなくて、苦しくなって
つい吐き出しました

カフェで泣いて、心友ちゃんが遠くに行っちゃうと思ったけど
その日心友ちゃんからLINEがきました

「結婚しても愛ちゃんと私は心友だから
　でも泣かせてごめんなさい」

5年前私の世界の中心は私でした
誰かの幸せを心から祝うとか頭になかった
自分のことでいっぱいいっぱいでしたね

この心友ちゃんとは今でもLINEで繋がっています
私が引っ越して簡単には会えないけど
今では可愛い娘さんのママです
きっと心友ちゃんなら強くて優しいママでしょう

またランチしたいなあ
今度は泣かないで、私の仕事の幸せを
たっくさん！！伝えたいです

幸せに早いも、遅いも、大きいも、小さいもない

受け取ったあなたがどう感じるかが
なによりも大切です◎

＊愛音＊