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てくてくすいすいのすけ⑤

2022.11月3日
前回あらすじ
お材木がやっと通った。記事もそろそろ終わりかな?
上里先生がイケボ。
ただいま木遣行列 第2部の終盤。

10:20頃 納めの儀

首里クェーナ保存会による御材木のお浄めと首里城完成を祈る歌「クェーナ」の奉納が御材木の前で行われた。

クェーナについて
クェーナとは沖縄諸島に伝わる古謡の一つ。いつ頃から歌われたか定かでないが、16~17世紀に成立した「おもろ御さうし」には『くわいにや』として登場する。
男性が歌唱するアマウェーダなどのクェーナも一部地域には存在するが、その多くは女性による祈りの歌である。航海安全をはじめ、建物の造営や衣服の織り方などを詳細に描写し“こうでありたい”という願望を歌に乗せることで、将来の平穏への思いを託した。歌に合わせて簡単な所作があり、儀礼の場を首里では踊合(ウドゥエー)と言った。
首里クェーナ保存会HPより
歌と太鼓に合わせ御材木の前へ
そのまま円を描き奉納する。

歌が可愛い。
「ダンジュ嘉例吉(かりゆし)」と呼ばれる歌のお囃子の部分の動画を貼る。
「……サーヘイヨー ウリマタ ハッチョイ」の「ハッチョイ」の部分でぴょこんと真上に跳ねる。可愛い。
「ダンジュ嘉例吉=まことにめでたい」と意訳する。
嘉例だけでもめでたいという意。元々古語辞典に載る沖縄だけでなく全国的な言葉だった。
沖縄では何故か乾杯の時「カリー/カリーさびら」と音頭を取る。

ハッチョイ途切れてるのだ!(ガチョーン)

ガチョーン…


10:25頃 第3部「旗頭演舞」

プログラムを見直すと納めの挨拶で第2部が締めくくられた模様。……記憶にないなぁ(*´_ゝ`)?
記憶は大好き旗頭演舞に持って行かれた模様。yo!

すごいデカい旗を
これからわっしょいするよ

地域のシンボルを纏ったそれぞれの幟で士気を上げる旗頭。
おおよそ7〜8m、60kgくらいの幟をみんなで支えつつ1人の人間が持ち上げる事で活気づく。
那覇大綱引きでは那覇中の旗頭が参加し荘厳。分かりやすい解説もあったので引用した↓

そして首里城祭り(今年は復興祭)ではパレードの通った道を首里中の地域の旗頭が一斉に演舞する。

これより順不同で写真を貼っていく。

いざ、掲げん!!
久場川町「延賢同樂」金鯉に弓矢
金城町「雄飛」
↓水蝸牛さんの記事にもでてくる!
桃原町「和魂」桃に弓矢
王墓「玉陵」より首里高校を眺めながら
安國寺を背景に
大中町「萬古一羽」
赤平町「虎頭」
1番手前、崎山町「魁」
平良町「平魂」
電線こえぇ!
鳥堀町「武勇」
青天を衝け(コラ)

サーサーサーの掛け声と銅羅、熱気がすごかった!

首里でも選ばれし者しか演舞できない「瑞雲」
尚家家紋「左御紋(ヒシャイグムン)」

首里にはたくさんの地区がありそれぞれの旗頭がある事は上記でよく分かったと思う。
(元々、首里は首里市だった。1954年に小禄村とともに那覇市に合併)

瑞雲はそんな広い首里地域を代表する旗頭。那覇大綱引きなどでは各地域青年会の精鋭たちでチームを作り遠征する。

次回「え?お姉ちゃんまだ続くの?」

…あともう一回かなぁ。

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