見出し画像

惨めでも、わき道を見てみる

私たちは、みな
毎日を積み重ねて
ちょっとずつ成長しています。

昨日の自分よりも
今日の自分は、ちょっと賢い。

昨日から今日の1日には
この瞬間しかない
かけがえのない経験があるから。

だから、
今の私たちは、人生の中で
最高峰にいると思うんです。


私は、趣味で登山をするのですが
これって、人生にそっくりで
学ぶところがたくさんあります。


登山計画を立てるときは

そこの風景写真を見たり
登山マップでコースを決めたり
宿泊する山小屋を調べたりするうちに


創造力がどんどん膨らんでいきます。


いざ!
胸をときめかせて登山開始!

しかし、
天候がいつも味方してくれるとは
限りません。

天気が急変して
大雨に見舞われることもあります。
気持ちは、急降下。。。
レインコートを着ます。
リュックのレインカバーも忘れずに。

黙々と登ります。
滑るし
足場が悪い
惨めな気持ちになります。

ただただ、自分との戦い・・・

そんな中

時折、道端に可憐なお花が
咲いています。
こんなに小さいのに
凛として実に美しい。
高山植物の強さと美を感じます。

画像1


すると、ぱぁ〜っと晴れてきて、
北アルプスの想像を絶する光景が
目の前に広がります。
一気にテンションが上がります!!
この高揚感は、半端じゃない。


あるいは、


憧れだったコース。
しかし、あまりにもながい雪渓を
ひたすら歩くのは実に苦しい。
アイゼンを装着していても滑ったり
雪の中に脚がズボッと入ったり
体力が一気に奪われます。

そのコースは果てしなくつづく・・・


画像2


周囲をよく見ると、
苦しいのは、私たちだけじゃない。
みんなも自分と戦っています。

私たちよりも
明らかに体力のなさそうな人も
頑張っている。
もっと苦しいはずなのに
ニコッと笑って、こんにちは!と
言ってくれます。

人の心の温かさを感じます。


そうして、
いろんな想いを抱いたあとの登頂は、
言葉では言い表せないくらい
感動の瞬間です!


画像3


山小屋に集まってきた登山客たちの
なんて幸せそうな表情。
人ってこんなに満たされると
素敵になれるんだと感じます。


何かを一緒にやり遂げたような
一体感を感じます。


こうして
登山を通して、多くの学びがあります。

ゴールをイメージして
そこに向かうことは大切だけど

そのプロセスの中で


苦しい中にも、喜びを見つける


苦しい中にも、人の分かち合いを大切にする


ことの大切さも教えてくれます。

仕事でも同じことが言えますね。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?