壁が変化していく

それにしても
前代未聞なプロジェクトだと
経験豊富なメンバーが
口を揃えて言う。

これは、テレワークのための
ITシステムを超！！！短期間で
作るプロジェクト。

あちらこちらの会社から
技術者が集まってきた。

私は、そのひとり。
未経験のIT分野のうえ
途中から入ったが
仕事内容や役割の説明がほとんど
もらえなかった。

やるべきことがキーワードで
渡される。

「障害対応策」
「ID棚卸し」

と言ったぐあいに。
はぁぁ〜？？？？？
という状況になる。

みんな連日深夜まで仕事している。

膨大な情報は
サーバー上に転がっているけど
必要なのがどこにあるか
よく分からない。

胃が痛くなりそうです。。。

が、そうはなりません！

さあ、この状況で
私は、どう進めていくか。

ひとりで悩まない。
ここで手が止まったら
プロジェクト全体の進捗が
低下するからだ。

では、いったい、どうするか？

私は、こうした。

いろいろな人に
ちょっとずつ聞く。

リーダーに大きな部分を聞く。

　→荒くイメージを書く。

サブリーダークラスに
もうちょい細かいことを聞く。

　→そのイメージに言葉を入れていく。

メンバーに詳細を聞く。

　→イメージに書いた言葉を　
　　表で表現してみる。

こうやって
目の前に立ちはだかった
高い壁をひとりの力で
乗り越えることは難しい。

あー大変だ！と思うと
皮肉なことに
その壁は果てしなく高く見える。

さて、どうやるか！と
思った瞬間に壁が低く見えてくる。

そして壁が低く見えるよに
なったところで
人の力を借りる。

そう、馬になってもらいます。
低い馬から
中くらいの馬
そして、高い馬に並んでもらい
順番に登っていく。

これで超えられるかな！

そして、時には道具を使う。
はしごを持ってくる。

そうしているうちに
登る力がだんだんとついてくる。

そして壁が低く見えるよに
なったところで
人を借りる。
そう、馬になってもらいます。
低い馬から
中くらいの馬
そして、高い馬に並んでもらい
順番に登っていく。

これで超えられるかな！

そして、時には道具を使う。
はしごを持ってくる。

そうしているうちに
登る力がだんだんとついてくる。