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失敗のとらえ方、モヤモヤとの向き合い方

今日は土曜日。休みが始まる日の朝とは、どうしてこんなにも気持ちがいいのかといつも思います。

今週は仕事でうまくいかないことが多くて、それを消化できないままに1週間を終えました。

「小さな失敗」なのかもしれないけど、私にとっては「大きな見落とし」で、少し考えればわかることなのにどうして自分で気づかなかったんだろう? と凹んでいます。

失敗をすること


数年前にリーダー職に就いたばかりの頃、私は失敗のしかたがわかりませんでした。

これは、私がミスをしない人間というわけでは全くありません。うまくいかないことやミスはよくあることです。

ただ、私の中では「失敗=ミスから学んで成長する機会」と捉えていて、「学んで成長すること」がどうしてもうまくできずに悩んでいました。

小さなミスはよくあるのに、学ぶ機会にする前に経験値からリカバリーをしてしまう。気づいているもの以外にもミスはきっとたくさんあるけど、気付きたくなくて目を背けてしまう。そんな状態だったと思います。

下り坂を前のめりで走るような、いつかそのまま転んでしまうのではないかという感覚で毎日働いていました。そして実際に、体と頭が追いつかなくて大きなミスをすることも何度かありました。

失敗から学ぶ覚悟


大きなミスを起こさないようにコソコソと仕事をする体質になっていた私。大きなミスが起きた時、意外にも浮かんできた感情は「安心」でした。

リーダー職の者として、自分がミスをしてはいけない。周りに迷惑をかけている場合ではない。そんなふうに考えて、当時は思い切った仕事ができていませんでした。

でも、大きなミスをしてしまった時、私の周りには一緒に今後の対応を考えてくれる上司や変わらず接してくれるメンバーがいました。

そんな周りの姿を見ていたら「私も失敗して良いんだ」「ミスとは意識に関わらず起きる時は起きてしまうものなのだから、起きたことから全力で学べば良いんだ」とすっとふに落ちました。

「周りがミスをしていても自分だけは起こさない」という気持ちはもしかしたら不要で、もっと失敗を恐れず大胆な仕事をするべき。失敗から学んでいけばいいと思えるようになったら、肩の荷が少し降りました。

失敗はしたくない。でも、ないと困る


気づけば私も今年でリーダー職4年目です。

冒頭書いた通り、今週は小さな失敗がいくつかあったり、これは失敗だったのだとふと気づく機会があったりした週でした。

失敗をすると凹むので、なるべくやっぱり起こしたくない。だけど、失敗をしなければ気づかなくて成長できない。

「失敗=ミスから学んで成長する機会」。今週の失敗も、成長の機会にできているか。モヤモヤに押しつぶされるだけではもったいない。起きた事実は変えられない。起きたことは自分の成長の糧にする。

この姿勢を忘れずに、身にしながら消化したいと思います。

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