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私はドイツでひとりじゃない

最近気づいたことがある。10か月前にドイツに来たとき、私は事実としてひとりでここに来た。それも、強い孤独感を持ちながら。

最近気づいたと書いたのは、自分ではそんなふうに捉えてなかったから。ひとりかどうかという価値観すらなくて、ただ「来た」と思っていた。

だけどいまの私がこう思うのは、いまがひとりじゃないから。私は確かにひとりでここに来たのだけど、いまは私を助けてくれる人がたくさんいる。

そんなことを、また強く感じた今日だった。私はほんとうに運がいい、恵まれている。特に出会うひと、近くにいてくれるひとに恵まれている。


ドイツに来て10か月


もうドイツに来て10か月だなんて信じられないけれど、ここでできた人間関係を思えば、そんなに経ったかもしれないと納得するようにも思う。

特にこの10か月のうちの半分ほどは、恋人が横にいた期間だった。そうか、ドイツに住み始めて半分は、もう恋人と一緒にいた期間になるんだな。

ここでのことに、私は感謝をし尽くせない。身に余るほどの、というのもなんだか違うけれど、ほんとうにありがたいものをいただいている。

特に思うのが、この国の方たちの寛容さ。特に何かといえば、外国人への寛容さ。

日本にいて、私たちは外国の方に、どんなふうに接していただろうと思う。それも特に、非白人の方に。

例えばアジアの方を、差別の対象にしていなかったか。相手のことを、何ができてもできなくても、存在を尊重していたか。

私も胸に手を当てたいし、私が日本にきた外国人だったとしたら……なんて考えたりする。

とにかく私は、この国で嫌な思いをしていない。むしろ安心している。

もちろん、事故に出くわすような感じで人種差別に当たることはあるけれど、それだってこの10か月で2回ほどしかないのではと思う。


私はドイツでひとりじゃない


私はドイツでひとりじゃないと思える。たとえば私には恋人がいる。

日本で男性との間にすごく嫌な経験をして、恐怖感からもう恋愛はしないと思っていた私だから、これは私にとってほんとうに重要なことなのだ。

それに、私のまわりにいてくれているのは恋人だけじゃない。恋人以外にも、私のことを大切に扱ってくれるひとがいる。

ひとりじゃないと思えることが、どんなにありがたいか。

どんな環境で暮らしていてももちろんありがたいけれど、異国としての韓国に住んだ経験があるから、この心強さは際立って感じる。

今日は感謝の念がわいて絶えない。そんな感情を残しておきたくて、今日のnoteに記しておく。

7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️