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うちのドイツ語の先生がすごい

ドイツ語のレッスンを1on1で受けている。先週で語学学校を終えた私にとって、この場所の存在はとっても大事で、これからも相対的に大きくなる。

それで、この先生がすごい。私は心から尊敬している。多分年齢は同じくらい、というかおそらく私より若くて、ドイツ語がネイティブの先生。

もとから評価が高くて生徒数の多い先生だと思っていた。検討のためにお気に入り登録をしたとき、すかさずメッセージが届いたのもすごいと思った。

でも、この先生の生徒数の多さは、これだけが理由じゃなかったのだと知った。うちのドイツ語の先生がすごいから、みなさんに聞いてほしい。


レッスンのこと


レッスンは1回1時間、文法を学ぶこともあればフリートークで進むこともある。

この先生がすごいのは、特にフリートークのとき。なんとも難しいテーマを提案してくれる。

いままでに話したテーマは、たとえば音楽や言語といった一般的なものもあれば、人口減少、自死といった話もした。

特に今日話したのは人種差別について。このテーマを言語の不自由な外国人と話すのは、なんともすごいことだと思う。

私が誰かに言語を教えるとしたら、こみ入ったテーマは扱いたくない。

なぜなら、目の前の生徒から強烈な意見が出てくるかもしれなくて、それに私は疲弊したくないからだ。受けとめられないだろうと思う。


人種差別に思うこと


実は最近、人種差別というテーマには、特別に思い入れがある。というか、外国に住んで半年にもなれば、それは当たり前なのかもしれない。

私は大きな人種差別に出会ったことはない。これは幸せなこと。でも、マイクロアグレッションにはよく出会う。

「マイクロアグレッション」については、私の信頼するアカウントの投稿を引用させていただくので、ぜひ読んでみてほしい。

誰にも該当する問題だと思うから。


例えば、前の家のホストマザーから、私の食事を否定された。アジア出身の友人に、「お腹を出さないで」とファッションを否定された。

私はこれらを、人種差別のひとつだと受け取っている。人種差別という範囲内のマイクロアグレッション。

1つ1つは小さいことかもしれないけど、それが溜まると大きなストレスとなって私を攻撃してくる。

だから私も、誰かに発してしまわないように、意識と学習を続けている。


うちのドイツ語の先生がすごい


今日のドイツ語のレッスンは、人種差別について話した。テーマはいつも先生が用意してくれて、そこからフリートークが始まる。

先生は私の意見を、肯定もしなければ否定することもない。「わかる」と受けとめることはあるけれど、基本的に意見もしない。

その代わり、「こんなのはどう?」と次の質問をくれてレッスンが進む。

1時間のレッスンが終わったとき、難しいテーマにもかかわらず、私は嫌な気持ちでレッスンを終えたことがない。これって実はすごいことだ。


というのも、外国人同士でセンシティブなテーマを話すのは難しい。

私は友人間のやりとりでも嫌な思いをしたことはもういっぱいあるし、他の語学レッスンの先生にも嫌な思いをしたことがある。

だから、このドイツ語の先生のことを尊敬している。レッスンはひょうひょうと進むけれど、すごい人だと思っている。

難しいテーマなのに嫌な思いにならず、自分の意見を外国語で考えながら話す体験ができることは、やっぱりどう考えてもすごい。


うちのドイツ語の先生がすごい。すごいということをただ誰かに知って欲しくなって今日の記事を書いた。

それ以上のことは何もない。私は素敵なことは誰かに話したくなるタイプなので、書いただけのこと。

しいて言えば、こんな素敵な先生たちが、これからも言語を教えてくれますようにということだろうか。すごく貴重な先生に出会えたと思う。

次のレッスンも、楽しみだなぁと思っている。


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7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️