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ドイツ移住の挑戦を経て1年ぶりの韓国

1年前、正確にいえば1年と2か月前、私はドイツへの移住の挑戦を始めた。その前に私は韓国に留学したけれど、それはドイツ移住への前哨戦のようなもので、本命はずっとドイツだった。

韓国への留学を経て韓国が大好きになった私は、韓国を経由してドイツに向かった。末の弟と韓国を1週間ほど楽しんで、そのまま空港で別れた。

あの日から約1年、一時帰国の最後に、私はまた韓国にきている。今回は弟ではなく、ドイツでできた恋人を連れて。私と知り合う前から韓国語を学んでいて、韓国の文化に興味のあった彼と、こうして一緒に来られたことを嬉しく思っている。


1年前に韓国に来たとき、ここにはまだ語学学校の友人がいた。何人かいるうちの3名と会って、一緒に食事をしてプリクラを撮った。

それから1年経ってみたら、友人はもうほとんどここにはいなくて、今回は1名だけ友人に会った。寂しいけれどそれもいい。SNSではつながっているし、私たちはまだお互いに会えると思うだけで満たされる。

私は彼らのことを、コロナ禍で海外に移ることを一緒にやった戦友たちだと思っている。あの頃は情報が少ない上に安定しなかったし、来てからわかることが多かった。お互いの○○人/○○語圏のコミュニティで情報を得ては、クラスメイトと交換をしていた。

その時の戦友の一人と会ったのが今回だった。彼は一度帰国してからまた韓国へ移住中、私はドイツへ移住したのちの旅行としての韓国滞在。お互いにまた自分にとっての外国で挑戦しあっているのが面白かった。


ドイツ移住の挑戦を経て1年ぶりにやってきた韓国は、もう私にとってはすっかり「外国」になっていた。いや、もともと外国なのだけれど、すっかり「よその場所」だった。私にとってのホーム感は、もう感じられなかった。

その反面、ドイツが私のホームになった。ドイツに戻る=家に帰るのだと感じられる。たった2年くらいの間に、私のホームはどんどん変わっている。

ホームが変わっても、私にとってホームだった場所をまわることは心が満たされる。だから今回、韓国に来れてよかった。ぜったいまた、次はもう少しゆっくりくるのだと決めている。

7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️