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ドイツワーホリの記録|フリーランス1年目31歳ギリホリの1年

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ドイツワーホリの記録を始めます。ドイツに来るために、大手企業のマネジメント職を手放し、フリーランスのライフコーチになりました。やりたいことを妥協しないをモットーに、韓国留学を経由…
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#家族

ベルリン5日目、31歳になりました!

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弟が日本に帰国したので久しぶりにひとりを実感している

2か月ほど遊びにきてくれていた弟が日本に帰った。帰国の日は空港まで見送ったのだけれど、私が迷走神経にやられてしまったようで3回吐きながらつき添うという散々ぶりだった。 最後にはいつものようにハグをして別れた。しばらく前から、うちの家族では別れ際のハグが恒例になっている。 弟が来るまえ、ここでできた恋人や友人はいれど、私はひとりでここに暮らしていた。弟が来て2か月滞在して、自分の家族と暮らすという安心感をここで初めて体験した。 だから、弟が去るということは、弟が来るまえま

弟を日本へ帰すことに痛みがある

2か月ほど前からドイツに遊びに来てくれている弟が、日本へ帰る日が近づいている。私たちは歳が離れていて、子どもの頃は一緒に過ごす時間が短かったけれど、大人になってからたくさん話をするようになった。 弟がドイツに来てからもたくさん話をした。なかでも、日本の将来について話すことが多かった。 私は日本の未来を憂いているし恐れがある。そんな国に、弟を帰してしまうことに痛みがある。 弟がここに残ったところで、問題解決というわけではないことはわかっている。弟の人生は私の人生ではないし

嫌なニュースばかりが目に入るのをどうすればいいか

最近の私はSNS依存が加速している。SNSが好きで、お仕事にも積極的に使っているのはいいとして、ちょっとSNSを見過ぎだなぁという気がする。 それで、特にTwitterを見ていると、なんとも嫌なニュースばかりが目に飛び込んでくる。この先の日本はどうなるのだろうと不安が加速する。 SNSの見過ぎなのか、あるいは問題が大きくなっているのか。わからない。嫌なニュースばかりが目に入るのを、私はどうすればいいのか。 海外に住んで思うこと 日本円で収入を得ながら海外に住む私は、円

愛をもっと大事にされたい

インターステラーを見た。2014年に公開されていたと知って、私は長い時間差でこの映画を見たのだなと思った。 私はあまり映画を見ない。対して、恋人は英語がネイティブだし、映画をよく見る。今回も恋人の影響で、そして日本語字幕がない代わりに恋人の通訳で見た。私が知らない世界に、私は恋人を通してたくさん出会っている。 インターステラーのストーリーは、宇宙にいくことになった父親とその10歳の娘を中心に進む。地球とは時間の経ち方が違う宇宙で過ごす父は、何十年も地球に戻らない。 欧米

毎夜弟と食事を共にしているベルリンでのこと

弟がベルリンに遊びにきてくれて1か月が経った。ほんとうはもう帰国している予定だったのだけど、事情ができて滞在を延長している。 私がベルリンに来て10か月、恋人という私にとっての安全基地ができたけれど、この地に家族はいなかった。それが弟が来たことで変化していて、私は先のことが少し心配になっている。 料理が得意な弟のおかげで、私は健康的にあたたかい日本食をほぼ毎日食べている。弟の料理を頼って、毎夜弟のもとに尋ねる。 こんなに安心できる場所があっていいのかと、私は少し心配にな

未来志向が悲しさを呼びこむとき

私の住むドイツに、家族が遊びにきてくれて2週間が経った。父はもう帰国したけど、弟はまだあと半分ドイツにいる。 私は未来志向が強くて、イマココよりも未来に居てしまうことが多い。 未来を見立てるという点では、日常を過ごすうえで便利なことも多いけど、未来が気になりすぎてしまって不便なこともある。 そして、いまの私は、もう寂しさに足を突っ込んでしまっている。いや、足どころかすっぽり頭を突っ込んでいるかもしれない。 弟はまだあと半分ドイツにいる。それなのに、もう帰った後のことが

フランクフルトの空港で父を見送った

ここしばらくの楽しみだった、家族の来独。父の滞在期間である1週間が終わった。 この日のことはずっと頭にはあったけれど、終わることはいつもやっぱり悲しいし寂しい。しかもこの1週間の後半は、私が風邪をひいていた。 だから後半は満足に観光もできず、一緒にきている弟と時間をつぶしてもらったりなんかして、なんとも不完全燃焼な旅行だった。 と、私としては思っている。 家族の来独 私にとってはすっかり住む場所になったドイツ。家族にとっては、まったく知らない場所ではないけれど、でも

ベルリンの家で家族を迎える準備

あと数日で、私が住むベルリンに家族がやってくる。為替レートが悪くて、航空券も値上がりが激しいいまだけど、家族が来てくれる。 しばらく前から準備を始めて、私はここに照準を合わせてきた。それなのに結局は直前でバタバタする。今日はこのあと掃除機をかける。 高いお金と貴重な時間を使って来てくれるのだから、この旅行を素敵なものにしたい。 そう意気込んで、ちょっとおそらく気合いを入れすぎているような気もする。そんな合間に、このnoteを書いている。 ベルリンで誰かを迎えること

誰かと話したい最近

生きていると、いろんなことが起きる。波風はないと嬉しいけど、あるから幸せが何倍にも感じられるということもある。 ここ最近は、なんだか誰かと話したい。何を話すわけでもないけれど、気づけば恋人にメッセージを送っていたり、母親に電話をしていたりする。 頼れる人がいてよかった。というか、誰かに頼れる私になれていてよかった。少し前までは、頼れる人がいないと思っていた私だったから。 個人としてのドイツでの生活は、比較的うまくいっていると思う。 ドイツに住むことでの一番の心配ごとだ

日本に早く帰ってこいと言われなくなった

ドイツに来てもう7か月、ついに本格的に次のビザの準備を始めた。ドイツに住むことは決して簡単ではないけれど、私はドイツに居続けたい。 ドイツに来る前、私はうまく準備をしたと思う。何の準備かといえば、両親に止められない準備。少なくとも10年以上は、ドイツに来ると言い続けた。 家族と通話をしながら、3年のビザを申請すると話した今日。もう何とも否定をしなくなった父がいて、私は何だか嬉しかった。 私の家族 いま私はベルリンにいるけれど、実家は高知という田舎にある。 田舎出身の

子どもだった私と誰かの車に乗せてもらうこと

ドイツに住む私は運転をまったくしません。が、かといって日本に帰っても運転をしません。 免許は持っているけれど、あえてしないことにしています。「私が運転ができないから誰かに迷惑をかけてしまう」と思っていた子どもの頃とは思考が変わりました。 ベルリンで外を歩きながら、今回の配信を撮ってみました。初夏なベルリンの雰囲気も届いたら嬉しいです☺️

コーチの私がコーチングを受けたら、やり直しを始めた私に気づいた

ドイツに暮らし始めて半年が経とうとしています。毎日を必死に生きていると、過去のことは忘れそうになりますが、確かに私は半年間ここにいます。 それで、最近はいろんなことが大きく動いています。仕事、旅行、人間関係。このあたりが大きな変化でしょうか。 そう、この数日の間に恋が1つ始まりました。 と言いながら、こちらの人たちの感覚と、私が持つ日本の感覚は違うので、ほんとうにそうなのかまだ疑っているのですが。 私の内面のこと、周りの誰かとの関係性、それぞれに変化が起きています。そ

父の子どもの頃の話を聞きたい

うちに家族には問題がある。長年そう思ってきたけれど、去年から家族の関係性が変わりつつある。 私も家族も、みんなが頑張った。考え方がバラバラだった家族が、家族といっても他人どうしである人たちが、程よく付き合える程度には1つになった。 だからこそ、いま興味のあることがある。父の子どもの頃の話を聞きたい。 自分から話すことのない父だけれど、そこにこそ私たち5人家族のルーツがある。父の生まれた家の話を聞きたい。 父という人は、なぜこんなにも自分のことを語らないのだろう。うちの