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韓国で暮らす(21.11.1〜22.5.26)

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コロナをきっかけに、会社員をしながら日本に居続けることに限界を感じました。自分らしく生きるために仕事と住む場所を変えたら、ライフコーチをしながら韓国に住むことになりました。日々を…
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#エッセイ

プレフリーランスになって韓国に移住しました

昨日ソウルに到着しました。 コロナ禍の留学準備も入国も、やっぱり簡単なものではありませんでした。 それでも私は好きな場所で暮らしたくて、まずは半年と決めて韓国に来ました。 いまはまだ隔離の日々です。でも、この先はいままでとはまったく違う、刺激的な日々が待っているはず。 そんな予感があるので、新しいマガジンを始めます。 ◆半年前、人生を変える決断した頃の私はこんな状態でした☺︎ 私について(属性、仕事、退職、夢など) 私のことを知ってくださっている方もそうでない方

韓国留学の完了

ついにさっき、私は日本に帰ってきた。 ほんとうは成田で一泊して、明日のLCCで実家まで帰る予定だった。でも予想以上に疲れたから、今日のうちに家まで帰り着きたくて予定を変更した。 だからいまは、乗り継ぎの飛行機を待ちながら、羽田空港の展望デッキでこのnoteを書いてる。 日本に着いた 帰国の数日前まで1週間の旅行に行ってみたり、帰ってきてから大急ぎで出国の準備をしたり、先週・今週はとんでもなく体力を使った期間だった。 書類が足りずに入国できないことはぜったいに避けたく

相棒とのお別れ

今回の韓国滞在では最初で最後であるチェジュ旅行が終わり、ついに日本への帰国準備が佳境になってきた。 PCRを受けに行ったり、荷物を送ったり、その他もろもろを始める。そんな時に、いままで8年くらいの相棒だったキャリーケースが壊れた。 それも、あとほんの少しで帰国という時に。ドイツやロシア、NYに台湾、そして今回の韓国までいろんな場所を共に旅した相棒。 三度の引っ越しも、共にしてくれた相棒。 なんとなく、直感があったこと 今朝チェジュから戻る準備をしていて、「この相棒は

いまも幸せなのに、なぜ私は国を移りたいのか

家でひとり、推しの動画を見ているいま。 ひとりで暮らすには申し分ない広さの家に住み、大きなテレビで推しを見れるだけでもこんなに幸せなのに、なぜ私はまたここを離れるのか。 ビザとかいう問題は置いておいて、ただ純粋にそんな気持ちが浮かぶ。これは、私のなかに繰り返し浮かんでくる問いの1つ。 出国が近づくいま 月末には韓国を出る。先日で語学学校を終え、いまはしばしの猶予期間。ビザの延長申請をして、私のもとに残った期間。 私が海外に住みたい理由は決まっている。日本よりも、もっ

滞在中最後のテスト勉強

週明けに期末テストがあるから、この週末はテスト勉強をしている。 次の学期は学校に通わないので、この結果が何に関わるわけでもない。だから、正直成績はどちらでもいいのだと思う。 でも、ここで学んだことを取りこぼしたくないし、少しでも韓国語力を上げて帰りたい。だから、必死に最後の勉強をしている。 友人とカフェにこもる 取りこぼしたくないと言いながら、ひとりでは勉強をする気になれない私なので、今日は友人とカフェに行ってきた。 これもまた最後なのだなと思いながら、割と真面目に

この数日で、韓国語がもっと「言葉」に聞こえるようになった

自分でもうまく言えないのだけど、この数日で韓国が私にとってより一層「言葉」として入ってくるようになった。 きっかけは何だったかといえば、少し前にsuper juniorを知ってハマったからだと思う。 今までは私にとっての韓国語=BTSの韓国語だった。 世代が違って違う話し方をする(ように私には聞こえる)슈주の言葉を聞き取りたくて動画を見ていたら、またひとつ韓国語のステージが変わったような気がする。 言葉の奥深さ 「韓国語のレベルが上がった」的な話は、正直ここで何度も

なんだか罪悪感を感じていた

帰国を前に、いまの私はこちらの友人たちと全力で遊ぶことにしている。 勉強や仕事には支障の出ない範囲で、何よりも仕事に臨むコンディションは一番に考えながら、できる範囲で最大限に時間を作って遊んでいる。 社会人を8年もやってきた。ある程度の自分のペースはわかる。 ……はずなのに、少し前の自分と比べたら羽目を外したような遊び方をしている自分に、気づけばどこか罪悪感があった。いや、いまもある。 持っていたくないに、まだ私の中にあるこの罪悪感を、言葉にしてみようと思う。 罪悪

遊んだら休む

今日もなんでもない日記を書いていく。 最近の私はちょっと前のめりに走っている感じがあって、楽しいことを楽しいから楽しみつくすという感じがあった。 寝る時間を惜しんで友達に会うし、学校とお仕事は変わらずあるし、昨日は私にとって特別な登壇があったりとか、ちょっとこれは走り続けるには体が前のめりになりすぎているなーという感じがあった。 それで、本当は今日も遊びに行こうと思っていた。というか、この記事を書く前にも友達から誘いがあって、遊びに行くかを迷ったくらい。(21:00を回

母は話を聞いてほしいし、私は母の声を聞きたい

韓国に半年住んで、私は今のところホームシックがまったくない。 日本にいる友人たちには会いたいと思う。でも、日本のごはんが食べたいとか、湯船につかりたいとか、いわゆる日本人に現れがちなものがまったく出てこない。 これは過去にドイツに留学したときにもそうだった。でも、当時はたった2か月だったし、もう少し長くいたらホームシックになるものかと思っていた。 だけど半年経ったいま、まだホームシックはまったくない。私は半年程度なら、ホームシックがなく過ごせるらしい。 私の日本との関

「この滞在期間では最後」を始める

なんとなく1か月半くらいはあるような気がしていたけど、気づけば韓国の滞在は長くて残り1か月というところまで来た。 去年の11月1日から始めたこのマガジンも、あと少しで区切りを迎える。 明日はこの滞在中では最後の「美容室にいく」をする。「この滞在期間では最後」を始めていく。 先延ばしにしていた最後 正直なところ、韓国にはもう少し居たい。 その気持ちがどれだけあるかと言えば、もう締め切りの都合で間に合わないとわかりつつ、延長できないかと学校の日程や金額を検討し直したくら

私が去ることを悲しむように、悲しんでくれる人がいる

今日はお仕事の日。外に出る予定はない日だった。 だけど、先週末からこの数日は誰にも会っていなくて、そろそろ一度誰かに会っておかなければちょっと辛いなと思ってきた。 誰かに直接会うことが、私の生活にはやっぱり必要。だから時間を調整して、仲良しのクラスメイトに連絡をした。 それで、偶然予定が合って、夜ごはんを食べに行けた。近くでおいしいものを一緒に食べることができてとても嬉しい。 コプチャンを食べた今日 私は内臓系の料理が好き。日本にいる時も、好んで食べていた。 それ

すっかり病院に行くのも慣れた

異国で病院に行くのはなるべく避けたいし、韓国に来るまでは幸いにも行ったことがなかった。 でも韓国に住んで、先月にはコロナになって、少し前に「病院に行かなきゃいけないかも」と憂いていた私はどこに行った?というくらいに病院にも薬局にも行った。 なんだか続くコロナの後遺症 コロナにかかったのは1か月前。幸いにも薬さえ飲めば咳は抑えられたし、熱もすぐに下がってくれて、大変だったのは体力くらいだったと思った。 でも、大変だったのは後遺症のほうだった。 隔離が明けてからのほうが

もう戻らないこの時間

前学期から通い始めた語学学校が、あと1か月で終わろうとしている。 終わりがあるとわかりつつも私たちの日常だった風景が、少しずつ本当の終わりに向かっている。 私は日本に帰国する。前学期からの仲良しなクラスメイトも半分ほどが帰国する。いよいよもう、「二度と過ごせないこの日々」という感覚が増している。 こう感じるのは初めてかもしれない 初めて留学をしたドイツでも、7年半勤めた会社を辞める時も、もうこの日々は二度とないんだなと、ここまで名残りを惜しまなかった。 初めて留学を

念願の「漢江ラーメン」をしてきた

韓国留学の終了が迫ってきて、やっとソウルをあちこち出歩いている。 この時期のソウルは天気が良い。それに加えてこの数日は桜が綺麗で気温もちょうど良くて、この1週間は外を満喫する時間をたくさん過ごした。 それで、昨日は念願の漢江ラーメンをした。 ラーメンがおいしい韓国 私は来るまで知らなかったけど、韓国人は本当にラーメンが好き。それも、家で食べるインスタントのラーメンが。 私たちのような留学生はその恩恵にめちゃくちゃ預かっていて、授業で「今日のお昼は何食べる?」と先生が