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悲しいこともあれば、嬉しいこともある

国際結婚とは何とも難しいものだ。

異性というだけでもすれ違いが多いのに、
文化や食事や言語の違いで争いが生じてすれ違う。

私の母と継父は現在別居中だ。
母は2度目の離婚の危機にある。

理由は様々だ。

二人はとても愛し合っていたがケンカは結婚当初から多かったし、
歳を取るにつれて日本に永住するか、それともアメリカに永住するかという問題が常に付き纏っていた。
加えて継父は自然派で、母は都会派だった。

継父がリンパ癌になってからは性格も荒くなり、浮き沈みが激しくなった。

二人がこれまで一緒にいられたのは
お互いに対するパッションと人間性に惹かれていたからだろう。
そして芸術を心から理解していた。

そんな二人を見て育ったからなのか、私は国際結婚を無意識に避けていた。
国際結婚の嫌な部分を子供の時に目にしてしまっているからだ。

今二人は離婚協議中。
継父は離婚したがっているそうだが、母はまだ婚姻関係を続けたいらしい。

ただ、これからはどちらにしても別居確定ということ。

二人の別居はちょうど私が結婚する2年前くらいから始まっていた。

別居や離婚自体は二人の好きにすればいいのだが、
私が傷ついたのは、継父が母のことをもう心底うんざりして、
私と姉のことまで拒否したことだった。
一人で家を出てしまった継父が心配で連絡をしても返事は返ってこなかった。

私は入籍し、その後1年くらいに身内だけの小さな結婚式を挙げるのだが
その結婚式にも当然来てくれなかった。

その時母と継父の関係は最悪だったので、仕方がないと思う反面、
私にはやっぱり父親という存在はいないのだなと悲しい気持ちになった。



そして昨晩、母から電話があった。

継父は一人目の奥さんとの間に娘がいるのだが、
離婚した時にその娘とも仲違いし、絶縁状態になった。

しかし、先日1週間や2週間ほど娘が継父の家に泊まって、
仲直りをしたらしい。

私はすごく嬉しかった。
ずっと娘のことが気がかりであった継父にとって
それは今までのしがらみから解放されたことだと思うから、
自分のことのように嬉しかった。

嬉しくなった直後、悲しくなった。

私と継父はもう連絡を取り合っていない。

“やっぱり血を超えることなんて、できないのね。”

今更父親がいないことを嘆いても、何だ。
私は大人で結婚して家庭もあるのだから、もういいだろう。
頭からそんな言葉が囁かれる。

分かっている。私には悲しむ権利などない。
私に父親がいないことは初めから知っていた。
私は所詮母の付属品なのだから。


ただ昨日は悲しいことだけではなく、嬉しいこともあった。
noteからこんなお知らせが来たのだ。

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私が以前書いたこの記事がゲーム部門で特にスキを集めた記事になったらしい。

そんな大したニュースではないかもしれないが、
私にとっては大きなニュースで大きなステップだった。

素直に嬉しかった。

書き続けた甲斐があった。
コツコツ何かを継続していれば、身になることを実感した。

ふと後ろを振り向けば、いつの間にか道はできているものなのだ。

ここまで来られたのも、
私の記事を読んでくれたnoteの皆さんのおかげだ。
感謝してもしきれない。

いつも応援してくださっているから、今の私がいる。

悲しいこともあれば、嬉しいこともある。

そう信じて前に進める。



3行ポジティブ日記:
・昨日は体調が悪くて葛根湯を飲みまくったおかげか、今日は復活しました。葛根湯最強!
・7月中旬からエアコンが1台壊れてしまって、電源は付くことは付くのですがリモコンが効かなくなってしまったので、付けっぱなしにして過ごしていました。今日は外が涼しいので思い切って冷房を全部切って換気したらものすごく気持ちいい!やっぱり換気すると外のフレッシュな空気が入ってきていいですね。(うちは風通し悪いですが。)早く業者が来てエアコン交換してくれないかな。(もう壊れてから1ヶ月経つよ…。)
・体調が悪い時は大体うつっぽくなるのですが昨日は安定した1日を過ごすことができました。自分を褒めたいです。


まだまだ天気が悪い日が続きますね。
季節の変わり目で体調崩される方が多いので、引き続き無理せず安全にお過ごしください。

それではまた次の記事でお会いしましょう。
See you.

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