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かいぞくポケット2 空とぶかいぞくせん(小学校低学年男児に読み聞かせた絵本を紹介)No.104

かいぞくポケット2 空とぶかいぞくせん

寺村輝夫(著) あかね書房

かいぞくポケットシリーズの2作目。

海賊ポケットはなぞのたから島で手に入れたカメラで、たまたま近くをボートで通りかかった女の子の写真を撮影したら、なんと女の子が消えてしまった!!

カメラは1作目で行ったなぞのたから島から持ってきた物だったが、ポケット達は最初、女の子が消えたことに気が付かず、カメラを開けて女の子が出てきた事で「カメラに吸い取られていた」事に気が付きます。

そのカメラを使って「チョコライト」という宝石を消して、再び元に戻したのを見せた事からギャングに狙われる事になってしまいます。ポケット達は途中までギャングに狙われている事に気が付いていないのですが、あるきっかけでそれに気が付きます。

果たして無事にギャングから逃げられるのか?というお話です。

手下3人とポケットは、女の子(レイナ)の正体になかなか気が付きませんが、ネコのアイコだけは、最初から気が付いています。さすがネコというか、アイコだからか。

後半はドキドキハラハラする内容が続き、我が子は食い入るように聞いていました。途中で「それだと駄目だよー」などとポケットに話しかけるようにつぶやいていたり、毛布を頭から被って目だけを出して聞いていたり、恐いし先は気になるし、という感じでお話に浸っていました。子供って色々な表情や態度を見せるのだなと私も感心。


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